60代女性膝痛の原因は、実は本人も気付かないところに！鍼灸整体で肩腰膝足首の痛み解消。

2024.07.10

これまでの経過

両肩、腰全体、足首の痛みがあり、以前は脊柱管狭窄症で間欠跛行があったが時間の経過とともに治った。数年前からお茶のお稽古で膝が痛くなり、整形外科を受診するの加齢のせいということで湿布を使用。

治療経過

2週に1回のペースで来院。肘の緊張が強い。3回目の施術後には改善を実感し、4回目の施術後にはおしり歩きのトレーニング方法（股関節、骨盤周囲の動き改善目的、姿勢を支える下腹部の筋肉群の強化）を指導

所感

肩、腰、膝、足首の痛みは、加齢や日常の生活習慣が原因で発生することが多い。特に、長時間の正座は膝への負担が大きく、膝の痛みを引き起こすことがある。また、肩や腰の痛みは、姿勢の悪さや筋肉の緊張が原因で慢性化しやすい。60代女性の場合、これらの痛みが複合的に現れることがあり、日常生活に大きな支障をきたす。

鍼灸整体治療は、肩、腰、膝、足首の痛みを和らげる効果がある。鍼灸医学の考え方では、加齢による腎虚（体全体の機能低下）が今回の痛みの原因とされる。

腎虚の症状には、疲れやすさ、膝や腰の痛み、夜間頻尿、尿もれ、手足のむくみが挙げられる。慢性的な首肩こりの場合、肘の緊張をゆるめることが有効である。また、腎の機能の向上や消化吸収や水分代謝を整えるために腎経、脾経のツボにもお灸をする。

東京で名人と評される鍼灸師の治療や漢方医を受けてきた60代女性だが、肘の緊張を初めて指摘され、2週に1回のペースで通院した。3回目の施術後には痛みの改善を実感し、4回目の施術後には痛みが改善していたので、おしり歩きのトレーニング方法を伝えた。これにより、肩、腰、膝、足首の痛みが軽減され、日常生活が楽になったという。

鍼灸整体治療は腎虚による体の機能低下を補う施術や、慢性的な首肩こりの肘の緊張をゆるめる施術が有効だと考えられる。

慢性的な首肩こりの多くの方が効果を実感している。鍼灸整体治療を試すことで、日々の痛みから解放される可能性が高いと考えられる。

※効果には個人差があります。