ヨガ復活！ガングリオンを克服した40代女性

2024.07.03

これまでの経過

育児とストレスが原因で肩こりやガングリオンに悩まされる。

普段は肩こりを感じないが、押されると痛みがある。

睡眠も浅く、慢性的な肩こりが続く。

治療経過

週に1回の治療を受け、3回目で首の緊張が緩和され、4回目の治療でガングリオンが消失。

所感

ガングリオンとは、関節や腱鞘の周囲に発生する良性の腫瘤。主に手首や足首にできることが多い。日常生活に支障をきたし、特に育児のストレスが加わることで発生する。

ガングリオンは触ると柔らかく、ゼリー状の液体で満たされているが、痛みや不快感を伴うこともある。

ガングリオンの原因は完全には解明されていないが、関節や腱鞘への過度な負担やストレスが関与していると考えられている。

育児によるストレスと長時間の手首の使用が主な要因となる。特に育児中の不規則な生活リズムや体の使い方が、ガングリオンの発生を助長したと考えられる。

週に1回のペースで鍼灸整体治療。治療の過程で、首と肘の緊張が強く、慢性的な肩こりも併発。首肩こりが何年も慢性的だと本人も気付かなくなっている人が多い。当院の施術を通じて首肩、身体が緩むとこりを感じるようになるケースもある。

3回目の治療では首の緊張が緩和され、4回目の治療でガングリオンが消失。

育児とストレスが引き起こす身体の不調も、緊張をゆるませてお伝えしたセルフケアで改善。

ガングリオンは鍼灸医学では血流が悪くなったところに吹き溜まり発生するものと考えている。緊張で、局所的な血流が悪化したので、身体、局所の緊張を緩めて流れを改善することで消失したのだと考えられる。

適切な治療とストレス管理により、症状が改善。週に1回の治療を継続することで、ガングリオンが消失し、再びヨガを楽しむことができるようになり、生活の質が劇的に向上。

彼女がうれしそうに再びヨガを楽しめるようになったと話してくれたことはとても印象的。

※ガングリオン消失には個人差がある。