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アトピー性皮膚炎とは

アトピー性皮膚炎は、憎悪と軽快を繰り返す痒みある湿疹を主病変とするアレルギー疾患(I型アレルギー、即時型アレルギー)と言われていますが、多くの方が抱えている問題はそれだけではありません。食物アレルギー、気管支ぜんそく、花粉症皮膚炎、アナフィラキシーショック、セラミド不足、便秘や下痢などの消化器症状のほか、不眠、鬱、自律神経失調によるさまざまな不調(ホットフラッシュ、多汗)、慢性的な疲労なども出てきます。アトピー性皮膚炎に付随するさまざまな不調のために、アトピーでない人が当たり前にできることが普通にできず、精神的にも追い詰められることが多いです。

アトピー性皮膚炎と東洋医学

東洋医学的にみると、 皮膚の炎症、すなわち「熱邪」によるものが多いです。熱の原因はストレス、精神的要素、飲食物、生活習慣など様々なものが挙げられます。 一人一人原因が違うので、一概にアトピー性皮膚炎というカテゴリーでまとめられるようなものでもないと感じています。ですので、アトピー性皮膚炎で来院される方には、初診時に生活習慣に踏み込んで時間をかけながら問診します。ステロイドによって副腎皮質ホルモンが自力で出せなくなってしまっている方も多いため、関連するツボにも反応が出てきます。
鍼、灸、整体によって自力で副腎皮質ホルモンが出るように、身体の熱を自分で冷やせる身体にじっくり根気強く変えていきます。アトピー性皮膚炎の鍼灸治療は、様々な過程を経ますが、結果的には良好な経過を辿ります。しかし、短期的にすぐに良くなるものではありません。患者さんと二人三脚でじっくり取り組み、コツコツと内存している毒素を出し、寄り添いながら治療していきます。鍼灸治療を継続していくと一筋の光が見えてきて、確信に変わる瞬間が訪れます。

皮膚炎と季節の関係

春から初夏にかけての季節は、木々が芽吹き、すべてのものが伸びやかに成長を始めます。東洋医学では、この時期、人の身体も動きが活発になり、エネルギーを外へと発散するようになると考えます。この働きによって体内の老廃物や不要な熱が外に排泄されやすくなり、皮膚のトラブルが起こりやすくなるのです。

皮膚炎の改善策

夏のお部屋は、ドライなどをつけて乾燥させる

日本の夏は、むしむししていて湿気が多いので、窓を開けての換気はしない方がいいでしょう。なるべく、除湿機やエアコンのドライなどを上手に使い、お部屋の中をカラッと乾燥させましょう。

室内環境対策(ダニ、カビ)

ダニのフンやカビなど(ハウスダスト )を吸い込んで、アレルギー症状を引き起こすことがあります。ダニやカビはどこにでもいるものですが、増えすぎないような環境づくりが大切です。ダニ対策は、寝具を干し、寝室を清掃することです。カビは主に水回りやエアコンをキレイにすることで防ぐことが出来ます。

適度な運動で汗を流す

「汗をかくと皮膚炎が悪化するから。。。」といって家でじっとしているのは望ましくありません。身体の「気血」を巡らすために、ウォーキングやストレッチなどの運動はお勧めです。しかし、汗をだらだら流すような激しい運動は逆効果です。

胃腸に負担をかける食事を控える

皮膚炎にとって、お食事はとても大切です。動物性食品、乳製品、白砂糖、香辛料、ナッツ類、油っぽい食事や白砂糖が沢山入ったようなお菓子、アルコールの飲み過ぎは胃腸に負担をかけます。胃腸に負担をかけると、身体の熱量が上がり、皮膚炎が悪化しやすくなってしまいます。

皮膚炎にお勧めの食材

トマト、レタス、小松菜、ちんげん菜、人参、青魚、米、玄米、はと麦、海藻、豆類など。とくに夏が旬のお野菜は、身体の熱を冷ましてくれる働きがあるのでお勧めです。

ふくもと治療院でのアトピー性皮膚炎の症例

全身肌の色は黒ずみ、お化粧も出来ないから、「先生、外に出たくないんです。」と涙ながらに症状を語られました。2年近くコツコツ鍼灸整体治療に通い、今では肌もきめ細かい肌色になり、体重も10キロ近く痩せ、「お洒落を楽しめるようになった!」と本当に素敵な笑顔で話してくれました。

皮膚炎やアトピー性皮膚炎の軽い症状の方から、日常生活に支障を来たす重度の患者さんまで、色々なレベルの方が来院されます。鍼灸整体治療と併用して、日常生活のアドバイスを積極的にとりいれ、一刻も早く改善していただけるように、一緒に取り組んでいきましょう。
渋谷にある鍼灸整体、ふくもと治療院では、一人一人に向き合い、じっくり鍼灸整体治療していきます。

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