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月経痛とは

女性特有の月経時(生理)に起こる痛みであり、生理痛とも言われて、800万人もの女性が国内で悩まされているといわれています。

月経痛には大きく分けて2種類あります。

  1. 明らかな病変がない機能性月経痛
  2. 病変がある器質性月経痛


月経痛の原因は

機能性月経痛の原因は、プロスタグランジンの分泌量が多い、子宮の出口が狭い、冷えによる血行不良、ストレスです。
器質性月経痛は、子宮内膜炎、子宮筋腫、チョコレート嚢腫などに伴って起きます。明らかな病変がある場合です。下腹部の激しい痛み、下腹部がひっぱられるような、ひきつるような痛みなどで、仕事、会社に行けないほど辛い症状の方もいらっしゃいます。

鍼灸治療と月経痛

鍼灸整体治療の適応は機能性月経痛、器質性月経痛にも効果が期待できます。
血行不良、ストレスを鍼灸治療を通じて改善させます。血行不良、ストレスが長期間続くと瘀血(血液が長期間滞る状態)が発生します。流れが悪くなると血液が滞ると考えます。血行が良ければ、子宮内膜炎、子宮筋腫、チョコレート嚢腫などは発生ししにくいのです。

渋谷にある鍼灸整体ふくもと治療院での月経痛の鍼灸症例

症例1:35歳

主な症状は、月経痛、PMS、不妊症、機能性月経痛
「初経から35歳まで月経痛、PMSがあり会社を休んだりなど生活にも支障が出ていた」
週に一回通院してもらい、2ヶ月後には気づけば月経痛、PMSの症状が消失。驚いた腰痛持ちの旦那様まで鍼灸治療に来ました。

症例2:34歳

主な症状、チョコレート嚢腫、不妊症、器質性月経痛
「社会人になりチョコレート嚢腫が見つかり、下腹部に刺す痛みが続いていた」
半年、週に一回の施術を受けるたびに減少し、妊娠もされました。今では2児のママです。

症例3:26歳

主な症状、月経痛、PMS、冷え性、機能性月経痛
「社会人になってから月経痛。イブを服用し鎮痛」
鍼灸治療を週に一回で3ヶ月後には服薬が必要なくなり、現在は月一回鍼灸治療で体調良好。結婚し、妊娠もしました。

月経痛セルフケア対策

食事

身体を冷やさない食事を心がける。問診していると朝食がパン、コーヒー、ヨーグルトを食べている方が多い。ほとんどの人が身体を冷やす食事をしている。朝は味噌汁など和食を心がけてほしい。

環境

足元を冷やさないようにする。特に足首を冷やさないように。

運動

足首をよく回す。足首が固くなると血行不良が起きやすくなる。肩甲骨周辺も緊張している方が多いのでよく動かす。肩甲骨を動かすと身体の代謝があがり血行不良が改善されやすくなる。

まとめ

月経痛に悩まされている方の多くは、PMSも併発していることが多いです。月経痛とPMSはやはり関連があります。PMS(月経前症候群)とは、Premenstual Syndrome の略で、生理3~10日位前に始まる、さまざまな精神的・身体的な不調のことです。精神的な不調とは、イライラしたり、気分が不安定になります。身体的な不調は、腰痛、胃痛、頭痛、下腹部のひっぱられる痛み、下腹部の鈍痛などが挙げられます。

ふくもと治療院に来られる不妊症に悩む方の多くは月経痛、生理痛、PMSなどを抱えています。これから妊娠を希望されている方は月経痛の改善から妊活をスタートしても良いと思います。

先日(2021年6月21日)読売新聞のオンラインで月経痛が不妊予防支援健診項目の見直しがニュースにもなりました。

不妊予防支援、健診項目が見直され、月経痛などが追加されました。月経痛は、不妊の原因となる子宮内膜症や子宮筋腫に伴って起きることがあります。厚生労働省によると、20~30代の女性約800万人が月経痛に苦しんでおり、早期発見や重症化予防などの重要性が高まっています。

患者さんの中には、月経痛が当たり前になっている方も多いです。まさかそれが不妊症の原因となると考えていないかもしれませんが、関係すると思います。月経痛は不妊症の原因にも繋がります。お悩みの方はお早めにご相談ください。

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