風化しない人の想い

2016.10.14

ヒッチハイカーを用賀で発見

静岡の老舗焼肉店文田商店オーナー夫妻

少し遅くなりましたが、先日、亡くなった後輩の命日に静岡にお墓参りに行ってきました。

あれから5年経過しました。光陰矢のごとしです。

彼のお母さんに電話すると5年も経つのにありがとうと。

病気で息子を失うという両親の気持ちを想像するだけで胸が切り裂かれる思いです。

私は彼が亡くなった日前後に毎年お墓参りにいっています。

今年は命日に行くことができました。

伝えたいのは墓参りしてるから偉いとかではないんです。

人は目に見えないことの方が永遠と記憶に残るものです。

旅行でもそういう経験ありませんか？買ったもの、食べた物のことより体験したことを記憶しますよね。

ボッタクられたり、スリにあったり、ラッキーな出来事があったり。

彼が残したメッセージを忘れないように毎年一年の報告に行っているんです。

昨年と今年はどうだったか、彼と沈黙の対話をしています。

人は裸で産まれ、裸で死ぬ。想いや五感で得た感覚は一生残ります。

亡くなった彼の口癖は、

人生にたらればはない。

ただそんな彼が自殺した後輩に対して、あいつの命俺が欲しかったッスと真面目に言っていたのが印象的でした。

墓参り当日は思い出を語らいながら、東名高速に乗ろうとすると用賀インターでヒッチハイクをしてる二人を発見。

毎年一緒に墓参りにいく後輩佑介はヒッチハイクで東京から鹿児島まで往復した経験があり、停車し静岡まで二人を乗せて僕らは走りました。

獣医の学生さんとワーホリ帰りの19歳。

熱く上昇志向の二人に当時の自分を重ね、歳を重ねたことを再確認。

旅先で私も色々な方に良くして頂いたのを思い出します。

バイト時代にお世話になった敬愛するKJ先輩から良くして頂きお礼を先輩にしようとすると

晋平それは他の人にしてやってくれ。

この教えは時代、世代を越えて受け継がれていくでしょう。

お墓参りを終え、佑介がとーしゅうの実家の焼肉に行きましょうと提案してくれました。

そういえばフットサルした時にとーしゅうがうちの実家の焼肉美味いから来て下さいと言ってくれてたのを思い出し直行。

入り口にJリーガーの色紙とかあって嫌な予感がしました。僕はあまりこういう店いい印象が無かったのです。

しかし、この文田商店さんは違いました。

う、、うまい。

静岡に文田商店あり。

老舗の焼肉屋さんです。

親父さんととーしゅうが激似すぎて驚きました。笑。お兄さんもすごく良い方でした。

焼肉文田商店　静岡で検索して下さい。

本当に美味かったです。後輩の実家でも不味かったらブログに載せません。笑。うまいから載せます。

※写真はオーナー夫妻の許可を頂き掲載しています。

渋谷にふくもと治療院ありと言われるように頑張らなきゃ。

ともあれ、風化しないのは人の想いです。 想いを込めて一瞬一瞬大切に生き抜きます。