子どもの偏頭痛って何でなるの？教えて鍼灸師さん。

2016.12.08

夜のニュース番組で近年子どもの偏頭痛が大変増えていると報道されていました。

私たちの東洋医学鍼灸治療ではどのように治療するのでしょうか。

テレビの特集で、出演していた子どもは病院に行き、薬を飲むのなかなか改善されない。

こういうときこそ私たちの出番ではないでしょうか。

お役に立てるよ。治るよ。と伝えたかったのでブログで書きます。

もしこのブログを見たら連絡下さい。

さて話は偏頭痛に戻りますが、子どもの偏頭痛も大人の偏頭痛も基本的には一緒です。

すごーくシンプルに分かりやすく言うと、上実下虚が原因でなっていると考えられます。

なにそれ、ジョウジツカキョ！？

熱は上昇性があり、上に突き上げます。冷たい空気は下降性があります。

上が実して下が虚ろになる。簡単に言うと上と下がアンバランスになっている。上下が交流して初めて均等になるがバランスが取れない。

このアンバランスが原因で偏頭痛になっているケースがほとんどではないでしょうか。

その熱の発生の原因は一人一人異なるので、やはり問診と体表を観察し、体の状態、ツボの反応などを丁寧に診て治療していくことが必要不可欠になります。

熱と言っても単純に体温を図って高いとか低いではないのでご注意を。

主な熱を発生させる原因として考えられることを次に挙げます。

現代における熱を発生させる要因は、過度なストレス、ディスプレイなどを長時間見る、睡眠不足、運動不足、甘いものの食べ過ぎ、添加物過多など様々です。これらにより体に負荷がかかり、片頭痛という症状が出ています。

その負荷の掛かっているところを鍼灸で治療していきます。

※小さなお子様には刺さない鍼もございます。痛みを伴うことはありませんのでご心配いりません。

当院にも０歳から治療に来ている赤ちゃんもいます。

病院でもなかなか良くならないときは是非ご相談下さい。

喜びの声をたくさん頂けるので私たちの鍼灸は今日まで1500年以上続いております。患者さんの喜びは私たちの喜びです。