朝食が食べられないのは何故か?鍼灸治療でみる原因と改善策。
なぜ、『朝食は食べられない』方が多いのか。
今回は現代人に多い、朝食を食べない方についてです。
来院している患者さんのお話を聞いていると、
「朝はお腹が空かないから、食べません」というお話よく聞きます。
なぜお腹が空かずしょうか?
現代人の夜ご飯の時間は、9時、10時ごろの方がとても多いです。
この時間になると、かなりの空腹になるので、無意識のうちにドカン!と油たっぷりで高カロリーの消化に時間がかかるものを欲してしまうのです。
夜遅くにそんなものを食べたら、胃の消化に血液をたくさん使うことになります!
当然、すぐには寝付けず、寝るのは夜中の12時、1時となってしまいます。
それで翌朝6時に起きて、お腹は空かず朝食が入るわけありませんよね。
これと正反対の現象が起きるのが、旅館に泊まった時です。
普段は朝ごはん抜きで会社に行く人が、旅先ではごはんのおかわりまでしてしまうのは、なぜでしょう?
答えは簡単。
前日のお夕飯を何時に食べたかを思い出せば、自然と答えが出てきます。
早めに夜ご飯を食べているので、翌朝しっかりお腹が空くのです。
本当はこれが理想的な食事時間です!
現代人はお夕飯ではなく、夜食になっているわけです。
夜食で消化に時間がかかるものをドカ食いしていると、
昼間のパフォーマンス能力の低下だけではなく、
・肩こり
・首こり
・頭痛
・イライラ
・不妊
・たるみ
などの症状が出やすくなります。
残業の多い現代の会社勤めでは、どうしても夜食になりやすい生活パターンです。
朝は食欲がないので、砂糖のたくさん入った菓子パンや甘いフルーツ、スムージーなどを食べる人が増えています。
これは女性に限ったことではなく、最近は男性にも多いように見受けられます。
この現象には、理由があります。
砂糖や糖分は満腹感を狂わせます。
レストランに行き満腹になり、「もう食べられない!」と言ったそばからデザートのケーキをパクパク食べてしまう。こんな経験ありませんか?
改善策としては、
・朝食欲がないのなら、甘いものではなくお味噌汁だけで良いので飲むようにする。
・残業などで遅くなるのなら、夕方に社内で腹持ちのいいもの(おにぎり、焼き芋、甘栗)を食べておく。
・夜遅くの食事なら、病気になった時の食事(お粥、お茶漬け、そうめん)を意識して食べる。
働いていると、なかなか食事時間を早めることは困難です。
ぜひ、今の生活リズムに合わせて、食事の内容を見直してみてください!
渋谷の鍼灸院ふくもと治療院では、それぞれに合う食事などの生活習慣のアドバイスもさせて頂いています。
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