頭痛は2タイプあり!側頭部(こめかみ付近)の頭痛について。
東洋医学的な頭痛の診かた。
こんにちは。
今回は頭痛についてです。
頭痛と言っても様々な頭痛があります。
東洋医学では8パターンくらいの頭痛に分けています。
大きく別けると2パターンで、
【外感】によるものか【内傷】によるものです。
【外感】とは、外からの影響で頭痛が発生するもの。(外的な要因クーラーで冷えたなど)
急性で風寒、風熱、風湿によって発生。
【内傷】とは、慢性的で経過が長く、断続的な頭痛が発生。(来院される方は圧倒的に内傷です)
今回は、特に昨今多く見られる【内傷】の肝陽上亢の頭痛について詳しく書きます。
肝陽上亢とは、肝臓の陽気が過剰に興奮することで起こるものを言います。
内傷の頭痛で情緒抑うつ(仕事・家庭でのストレス)怒りなどで肝火上炎し、肝陰虚のために肝陽が上亢し、めまいと頭痛が生じ、怒りによって増強します。日によって変動があるなどが特徴です。
頭頂部、また両側頭部が痛くなり、耳鳴りや胸脇痛も発生することもあります。また、口が乾いたり、顔が赤ら顔になってほってたり、イライラ、怒りっぽい、不眠も見られます。
肝火上亢タイプの頭痛の症状をおさらいすると
頭痛、目の充血、口の乾き、口苦、尿が濃い、便秘、頭痛の鈍痛が持続、腰や膝のダルさ、寝汗、不眠などが挙げられます。
上記の頭痛症状に当てはまる方は、
秋から冬にかけては陽気が下降して体内に治りやすい時期です。
それでも、頭痛症状がでる場合は、寝不足やストレスによる気逆が考えられます。
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