【東洋医学で口内炎をみる】口内炎を予防する食材と生活習慣!
最近、3歳になる我が息子が毎日のように「口内炎が痛い!」と泣き叫んでいます。
大人でも、口内炎になると食欲が落ちたり、口数が減ったりしますよね。
地味に痛いのが、この口内炎。
今回は、そんな【口内炎】についてです。
口内炎とは?
口内炎は読んで字のごとく、口腔内における炎症の総称です。
頬や唇の裏の粘膜、のど、舌など、口内のあらゆる粘膜にでき、 痛みや不快感から生活の質を低下させます。
現在のところ発生するメカニズムは現代医学(西洋医学)では分かっていません。
その原因は、ストレスや睡眠不足、唾液の不足、口腔の乾燥などと言われています。
一般的には、10日程度で治癒します。
東洋医学で口内炎はどう見るのでしょうか?
口内炎は【内熱】が発生機序です!
内熱とは、体内に余分な熱が発生し、うまく発散出来ずに熱がこもってしまっている状態です。
熱によって口腔内の粘膜に炎症が起き、口内炎が発症します。
口内炎になりやすいタイプ。
「胃熱」:暴飲暴食(とくに刺激物や味の濃いもの、脂っこいものばかり)をしていると、それらが原因で胃腸に熱邪が生じ、口内炎ができます。
「肝火」:ストレスや激しい感情の起伏などで、「肝」の機能が失調することで熱邪が生じ、口の中に炎症が起こります。
「陰虚」:体内の熱を外に放散する力が弱く、体内の熱が余り、それが熱邪となって口内炎を引き起こします。
「気虚」:「気」が不足して熱のコントロールがスムーズにできなくなり、口内炎ができやすくなります。
内熱の原因は?
ストレス、睡眠不足、暴飲暴食が挙げられます。
さらに体内で熱が発生すると水が蒸発してしまうので、唾液の不足や乾燥にも繋がります。(砂漠で水が干からびるイメージ)
口内炎を予防するには?
内熱の発生を避けるためにも、
生活習慣を改善することで、口内炎は予防することが出来ます。
口内炎がよくできる人は、普段の生活を見直してみましょう。
暴飲暴食や偏った食事は、口内炎の大きな原因のひとつです。
なんでもほどほどに、バランスの取れた食事が理想的です。
また、ストレスと口腔内の粘膜は大きく関わりがあります。
ストレスによる疲労は免疫力を低下させます。
心身ともに休養を取り、疲れをためないようにすることが大切でしょう。
イライラが溜まっている時は、適度な運動などで汗をかき、ストレス発散もお勧めです。
口の中が乾燥は、細菌が繁殖しやすくなるだけでなく、口腔内の免疫力も低下してしまいます。
水分補給を心がけ、唾液の分泌量が増えるように食事の際はよく咬むことを試してみて下さい。
現代人は時間に追われた生活の人が多いため、ついつい早食いになりがちです。
よく咬むことを意識すると、食事も豊かになるかもしれませんね。
睡眠時間もたっぷり取ることで、口内炎の予防に繋がります。
睡眠不足が続いているようなら、お昼寝でもいいので、睡眠に時間をとりましょう。
内熱を起こさないための食材。熱量の高い食べ物、熱量の低い食べ物とは?
熱量の高い食べ物。
・生姜、シナモン、山椒、にんにく、牛肉、羊肉、エビ、もち米、黒砂糖、栗、八角、長ねぎ、香菜、松の実などです。
熱量の低い食べ物。
・冬瓜、ナス、小麦、ごぼう、大根、きゅうり、トマト、豆腐、白菜、バナナ、梨、柿、そば、緑茶、塩、白砂糖などです。
口内炎のまとめ。
口内炎はできてからは、本当に辛い思いをします。
普段の生活の中で、きちんと予防することが大切です。
また、口内炎を作らない正しい生活習慣は、健康的な暮らしにつながります。
食事内容や睡眠時間なども見直して、心身ともにバランスのとれた毎日を送りましょう。
全てにおいてバランスが大切です。
何度もできてしまう口内炎にお困りの方は、ぜひ試してみて下さい!
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