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【産後ケア×渋谷にある鍼灸整体、ふくもと治療院】産後うつや産後の不調の原因、腎虚とは!?

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赤ちゃん

渋谷にある鍼灸整体、ふくもと治療院には、産後の体調不良を訴えて来院される方は多いです。

現代医学では、妊娠・出産までをクローズアップされることが多いですが、

産んだ後の身体のケアはあまり知られていません。

今回は、産後の長い人生、若々しく元気に過ごすメソッドをお伝えします。

東洋医学的にみた、産後の体調不良

腎精とは?

人は、腎精(じんせい)という生命力を両親からもらって産まれて来ます。

食事や睡眠、身体を動かして成長とともにこの腎精を充実させます。

腎精には生殖能力も含まれます。

女性の腎精のピークは、28歳で35歳からはこの腎精は衰え始めます。(男性は32歳がピーク、40歳から衰えます)

女性は35歳以降に、男性は40歳以降に妊娠力が衰えはじめることになります。

この考え方は2000年以上前の書物(『黄帝内経素問』)に載っているのですが、現代の医学的見解と一致しています。

腎虚とは?

この腎精の衰えが症状として出てくることを【腎虚(じんきょ)】と呼びます。

女性は出産すると自分の腎精(先天の気)を赤ちゃんに与えるので、【腎虚】を起こします。

そして睡眠不足や授乳は、この腎虚に拍車をかけるのです。

腎虚は、産後の体力回復も、ゆっくりもしくは回復しにくいということを同時に意味します。

腎虚症状とは?

産後うつ、イライラ、頻尿、精力減退、耳鳴り、めまい、難聴、脱毛、白髪進行、歯のぐらつき、足腰衰弱、肩こり、背筋痛・腰痛・関節痛、脱力感、不眠、不安感、無気力、喉の渇き、免疫力低下、よく風邪を引く、寝汗、手の平足の裏のほてり、生理不順、不妊、流産、早産、若白髪などがあります。

赤ちゃんを抱くお母さん

産後の体調不良の改善策

私も実際そうでしたが、産後一年くらいは慣れない育児や睡眠不足、授乳による体力低下で、本当に色々な不調が体に出ます。

女性にとって出産は、自分の命を削る大仕事です。

ですから、消耗した腎精を育児をしながら取り戻すことは、現代の普通の生活をしていては取り戻せません。

正しい知識を身につけておくことが大切です!

産後もっとも大事な産褥期とは?

産褥期とは、「妊娠や分娩で変化したママの体が、妊娠前の状態に戻るまでの期間」を指しています。

一方、医療用語ではありませんが、産褥期の状態を「産後の肥立ち」ともいい、母体の回復具合について「産後の肥立ちが良い悪い」と表現したります。

産褥期の期間は、分娩後6〜8週間といわれています。

大きくなった子宮が元の大きさに戻るのも、同じくらい時間がかかります。

産後の肥立ちを良くするには?産褥期の過ごし方。

寝ている女性

①とにかく休んで、身体の回復を促す

本、スマホ、パソコンの使いすぎに気をつける!

産後の体は血虚状態です。目の使いすぎは、血を消耗し体に負担をかけます。

新生児の赤ちゃんは夜も2時間おきくらいに起きたり、昼夜逆転の赤ちゃんも多いです。

なるべく横になり、眠れるときに寝ましょう。

和食

②バランスの良い食事

バランスよく、胃腸に負担をかけない食事が大切です。

牛肉、油っぽいもの、白砂糖など、消化に時間がかかる食事は避けたいですね。

産後は水分を取ることも忘れがちです。膀胱炎も産後になりやすい症状のひとつです。

意識的に水分補給をして下さい。

家事をする男性

③家事・育児なるべくまわりに頼る

家事をはじめとする家のことも、想像以上に体の負担となります。

洗濯、掃除、炊事などは、なるべく家族の方に協力してもらってください。

とはいえ、里帰り出産が叶わなかったり、旦那さんや実家の協力を得られないママも少なくないでしょう。

その場合は、家事代行や地域の公共サービスなどを利用する方法もあります。

家事は二の次、まずは赤ちゃんのお世話とママの体の回復に努めてくださいね。

腰痛

④鍼灸整体などで、身体のケア

産後は、妊娠中やお産で骨盤が開き歪むことにより、腰痛や下半身に痛みが出たりします。

骨盤の開きや歪みを鍼灸整体治療をすることで、

産後太りや体型の変化などの問題も改善されると思います。

また、身体と頭の緊張を緩めることで、ストレスからも解放します。

産後の体調不良のまとめ

およそ10ヶ月の妊娠期間を経て、女性の体は大きく変化し、出産を機に再び大きな変化が生じます。

長い人生の中でも、こんなに短期間に身体が変化することはそうそう無いでしょう。

身体が妊娠前の状態に戻ろうとする「産褥期」は、心身の回復のための大切な期間です。

この期間にどう過ごせるかで、今後の健康状態が左右されます。

お産にかかった時間や大変さ、無痛分娩や帝王切開などどんなお産の形であれ、身体へのダメージは変わりません。

産後の肥立ちを甘くみず、正しい知識でまわりに頼りながら十分に休息をとって下さいね。

それが、産後の人生を、若々しく元気に過ごす秘訣です!

お花

最後に産後ママあるある

「明日は怒らないと決めていたのに、また怒ってしまったと…。」

自己嫌悪に陥っているママさんたくさんいらっしゃると思います。

もっとニコニコ優しいママでいたいのに、子どもって本当に一筋縄にはいかないです。

どうしてもイライラが治まらないときの特効薬!教えます!!

イライライて逆気してしまった時によく、「頭を冷やしなさい。」って言いますよね。

東洋医学でも同じことが言えて、

 頭に血が上ってしまった時には、頭を無理やり冷やして(血)を下げることでイライラも治まることがあります。

氷やアイス枕などで冷してみて下さい。
それでも駄目なら、渋谷にある鍼灸整体、ふくもと治療院に来て下さい!

産後は、授乳、睡眠不足、出産の疲れなどによる腎虚により、いつも以上に頭に血が上りやすくなってしまいます。

夫婦喧嘩も増えるかもしれません。

そんな時は、このブログを夫婦で共有して下さいね!

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Author Profile

福本晋平
福本晋平[東京都渋谷区渋谷駅の鍼灸整体院]ふくもと治療院院長
【鍼灸師】母の病をきっかけに治療家として鍼灸医学自然療法の道を志す。
最高の鍼灸を追求しようと日本各地、中国、韓国に渡る。
5年間の住込み修業を経て、姿勢・歪み治療専門の鍼灸整体院を渋谷桜丘町南平台そばに開院。
全国、海外から訪れる方の鍼灸治療に従事 不妊症、逆子など妊婦さんの鍼灸治療も行う。
「身体の癖・歪みを改善に導くことで自然治癒力を最大限引き出す」

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