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【「生理痛」の原因と改善策】ふくもと治療院の「生理痛」が主訴の患者さんの症例報告

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女性にとっては、毎月来るなかなか面倒くさいやつ、それが生理です。

しかし、生理がちゃんと毎月来ることで、女性は妊娠だけではなく、日々の体調のバロメイターにもなる大切なもの。

なかなか周りの人の相談しづらい生理の悩み。

そんな「生理」についてです。

生理痛の原因と改善策

生理痛

生理の不調の種類

渋谷にある、鍼灸整体ふくもと治療院にも、生理の悩みを抱えて来院される方が多くいます。

その中でも多いのが、「生理痛」です。

ロキソニンがドラックストアなどで販売されていることからも、鎮痛薬を服用するのが日常的になっていることがわかります。

生理痛の痛みは人それぞれです。

痛みがほとんどない人もいれば、痛みを強く感じる人もいます。

約8割の女性が何らかの痛みを感じ、生理痛が「かなりひどい」「ひどい」と感じている人は、女性全体の3割弱といわれています

※データ:(財)女性労働協会による「働く女性の健康に関する実態調査」(平成15年度厚生労働省委託事業として実施)

人によっては生理痛以外にも、頭痛や腰痛、吐き気、イライラ、眠い、肌荒れなどといった様々な症状が現れてくる人もいます。

しかし実は、生理痛は無いのが当たり前なんです!

なぜ個人差があり、これほどまでに痛みや症状の違いが出てしまうのでしょうか。

今回は「生理痛」を2つのタイプに分けて、改善策をお伝えします!

お茶

【生理前から生理中前半に痛みがひどく出て、生理が終われば痛みはなくスッキリのタイプの方】

  • 日常的にストレスが多くイライラする。
  • 夜型の生活で、お夕飯も食べるのが21時過ぎる。
  • 休みの日も疲れが抜けないため、家でごろごろしてしまう。

このタイプを漢方的にみると

身体の気・血・水の流れが悪くなってるサインです。

現代人はこのタイプが多い傾向にあります。

改善策は

動くことで生理痛が楽になります!

ランニングやウォーキング、スポーツも良いでしょう。

運動が苦手なら、休みの日に家の掃除を一生懸命にやるのも良いと思います。

半身浴で下半身を温めるのもお勧めです!

お食事では

体の気・血・水の流れを良くするのは、「肝」の働きなので、

赤身の肉、白身魚、豆腐、卵、香味野菜(生姜、ねぎ)や柑橘類のみかんやグレープフルーツ、ミントなどのハーブなどがお勧めです。

【生理後半から生理が終わっても生理痛や身体の不調が続くタイプの方】

  • もともとすぐに疲れてしまう虚弱体質。
  • 胃腸が弱く、たくさん食べられない。
  • 汗をかきやすい。

このタイプを漢方的にみると

「気虚」の状態で、身体にエネルギーが足りていません。

身体に栄養をあたえることが大切です。

しかし、良いものを取りいれても吸収しにくいのが、このタイプ。。。

改善策は

激しい運動よりも、ストレッチやヨガのようなゆっくりとした有酸素運動が良いです。

深呼吸をして、外をお散歩するのも良いでしょう。

仕事や勉強をほどほどにして、睡眠時間をたっぷり取ることが大切です。

お食事では

身体が芯から冷えていることが多い「気虚」の方は、

冷たい物や生ものは避け、お粥やスープなど消化に良い温かい食事にして、特に朝召し上がることをお勧めします。

食材としては、根菜類、米、芋、豆、キノコ類や牛肉、鶏肉、豚肉、ウナギ、エビなどが良いです。

色の黒い、黒豆、黒米、焼き海苔、ひじきなどもお勧めです。

「生理痛」のまとめ

あなたはどちらのタイプでしたでしょうか?

人は千差万別で様々ですが、代表的な2つのタイプを挙げました。

どちらのタイプにも言えることは、

身体を冷やさないことは、女性にとって、とても大切になります。

食事や服装は、身体を温めるものを選ぶことをお勧めします!

体は1日や2日でできるものではなく、日々の積み重ねでできてきます。

日々の生活習慣はとても大切です。コツコツ実践してみて下さいね。

なかなか改善されない場合は、渋谷にある鍼灸整体、ふくもと治療院にご相談下さい。

「生理痛が楽になった!」とお喜びの声をたくさん頂いています。

新緑

ふくもと治療院で主訴が「生理痛」の患者さんの症例報告

初診の問診では、主訴が生理痛。慢性的に肩こりや首こりもあるとのこと。

生理痛はかなり強く、鎮痛剤を飲まないと寝込んでしまうくらい。

妊娠を考えていて、鎮痛剤を飲むのを辞めたいと来院されたようです。

この患者さんは、股関節が突っ張っており、内股が硬いタイプでした。

漢方的にも身体の気・血・水の流れが悪くなっている「肝鬱気滞」タイプです。

治療方針は、疏肝(そかん)です。

疏肝(そかん)とは:流れが悪くなり鬱状態の肝の機能を高めること。

首こり、肩こりもヒドイので、股関節を緩めていき、循環を良くすることをメインに施術しました。

通院4診目の時に、

「先生、今回、生理痛で薬を飲まなくても大丈夫でした!15年間鎮痛剤を飲み続けていたのに。本当に嬉しい。主人からも生理の時は表情で分かるのに、今回分からなかったと言われました。」

このような報告は嬉しいです。

2週に一回のペースで通院していただき、数ヶ月続けて生理痛が出なかったそうです。

診立てと術が一致したので、4診目という早い段階で楽になったのだと思います。

このブログが酷い生理痛でお困りの方の役に立てると嬉しいです。

生理は痛みがないのが当たり前!

ぜひ、実践してみて下さい。

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Author Profile

福本晋平
福本晋平[東京都渋谷区渋谷駅の鍼灸整体院]ふくもと治療院院長
【鍼灸師】母の病をきっかけに治療家として鍼灸医学自然療法の道を志す。
最高の鍼灸を追求しようと日本各地、中国、韓国に渡る。
5年間の住込み修業を経て、姿勢・歪み治療専門の鍼灸整体院を渋谷桜丘町南平台そばに開院。
全国、海外から訪れる方の鍼灸治療に従事 不妊症、逆子など妊婦さんの鍼灸治療も行う。
「身体の癖・歪みを改善に導くことで自然治癒力を最大限引き出す」

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