【ギックリ腰をお持ちの方必見!癖になる人って??整体の見方】
近年、デスクワークの方が増え、長時間同じ姿勢でいるためと、運動不足も合わさり、「ぎっくり腰」になる方がいらっしゃいます。ブログを読んでいただいている方の中にも、経験があるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ぎっくり腰の痛みは、かなり辛いものです。
激痛で顔をしかめ、横になったまま起き上がれない人もいます。
一般にぎっくり腰は、重いものを持ち上げたときに起こりやすいといわれます。
ところが実際には、咳やくしゃみをした時、顔を洗う時、靴下を履こうとした時などさまざまなケースがあります。
適切な手当てをしないでいると、長引き慢性の腰痛に進むケースが少なくありません。
それだけに、ぎっくり腰を起こしたときの対策や再発を含めた予防について、きちんと知っておくことが大切です。
渋谷にある鍼灸整体、ふくもと治療院でも、先日ご近所の方から電話が鳴り、「ぎっくり腰やっちゃたんですけど、診ていただけますか?」とご連絡がありました。
早速来院せれてお話を聞いていると、「6年前から毎冬にぎっくり腰を繰り返ししている。一回目は歯磨きをしているとき、今回はモノを拾い上げたとき。」とお話下さいました。
(一番腰に負荷がかかる姿勢で、とどめをさされているなと)
ぎっくり腰になりやすい人の特徴
ギックリ腰(急性腰痛)になる人ならない人って何が影響していると思いますか?
ギックリ腰って発生頻度が高く、用語もよく聞くのに、あまり理解されていないなーと感じています。
「ギックリ腰は癖になる??」
いや実はそうではないのです。
「身体に癖があるからギックリ腰になるが表現的には近いのです!!」
ぎっくり腰の原因と姿勢
身体の癖。整体用語では、「体癖」とも言います。
身体の癖とは、意識していないところで力が入っていたり、左右差があったりのことを言います。
これが、少しずつ身体に負担として貯まり、ちょっとした拍子にぎっくり腰になってしまうのです。
整体の見地から、タイプ別のぎっくり腰
【前後型タイプ】
このタイプが、現代人に圧倒的に多いです。
頭脳型とも言われています。
漢方的な表現だと、「膀胱経腰痛」とか「陽明経腰痛」とも言えます。
なにごとも頭脳で物事をうけとめ、理屈で納得しなければ行動に移さない傾向があります。
デスクワーカーの人の姿勢をみた時、ほとんどの人が首や頭が前に突き出ていますよね。
この姿勢を長時間続けていると、ストレートネック状態になってしまいます。
街中でも人を観察してみて下さい。ほとんどの人が頭が前に突き出たまま、歩いています。
この「前後型」というのは、首、頭が前に出てしまうことで、前後のバランスが崩れているタイプの人のことを指します。
忙しくなったり、考え事が増えれば増えるほど、首や頭が前に突き出してきて、バランスが崩れるのが特徴です。
このタイプの方が身体に疲労が溜まり、強風や冷たい風に当たり、風邪をひくと、ギックリ腰になってしまうのです。
【左右型タイプ】
このタイプは、体型的に見るとふくよかな方が多いです。
歩行は左右にゆらゆら揺れながら歩く癖があります。
よく食べ、唄い、朗らかで人なつこい、包み隠すところのない傾向があります。
食べるということを中心に身体のリズムが構成され、そのため、とてもエネルギッシュですが、満腹すると満足して持続力がありません。
疲労が溜まったりストレスを感じると、食べることでストレス発散をして緊張を緩めようとします。
左右型の方は、暴飲暴食など胃腸に負担をかけた時に、ぎっくり腰になりやすい傾向にあります。
【回旋型タイプ】
腰回りを捻りながら歩く癖があります。
膀胱炎や頻尿など、泌尿器疾患を抱えている方も多いのがこのタイプの特徴です。
歩行時、身体を左右のどちらかに捻りながら歩くので、どちらかの靴だけが磨り減っていることがよくあります。
ぎっくり腰になると、痛みの出方に左右さが出るのが、このタイプの特徴です。
ぎっくり腰を予防しよう
突然「ギクッ!」となり、日常生活にまで支障が出てしまうぎっくり腰。ぎっくり腰になる前に、なんとかしたいですよね。
そこで、ぎっくり腰の予防につながる5つのポイントを教えます!
①湯船に浸かる
夏は暑くてシャワーだけで済ましてしまうかたも多いと思います。
しかし、身体の気血の巡りを良くするためにも、身体に水圧をかけ、しっかり湯船に浸かり身体の緊張を緩めることが大切です。
②眼精疲労をとる
デスクワークの方が増えている現代。眼精疲労を抱えている方がとても多いです。
寝る前に、ホットタオルなどで目の緊張を緩めてあげましょう。
東洋医学的に目の緊張を緩めることは、身体全体の緊張をとることに繋がります。
③パソコンの高さを上げる
普段パソコン作業をする時、パソコンの位置が目線より下にあり、首が前に出る姿勢になっていませんか?
この姿勢では、腰に負担がかかってしまいます。
パソコンの下に台を置くなどして、目線の高さを上げてみて下さい。首こり、肩こり、腰痛も軽減するはずです。
④食事はほどほどに
飽食の時代ですが、暴飲暴食で胃腸に負担をかけることは、ぎっくり腰のリスクを高めてしまうことに繋がります。
バランスの良い食事をほどほど食べましょう。それでも会食などで暴飲暴食してしまったと思った時は、次の日のお食事を「お粥」にするなどして調整して下さいね。
⑤膝裏を刺激する
膝裏には、ぎっくり腰と深く関係する「委中(いちゅう)」というツボがあります。
テニスボウルなどで、膝裏をコロコロ刺激するといいと思います。
また、ストレッチで膝裏をゆっくり伸ばすのもお勧めです。
ぎっくり腰(急性腰痛)のまとめ
常日頃から身体が緩んでいる人、休めば身体の緊張が緩む人は、ぎっくり腰になりにくい傾向にあります。
「ギックリ腰が癖になるのではなく、身体の癖でギックリ腰になる。」
そこに気付いてケアをしない限りは、一生ギックリ腰を繰り返してしまいます。
慢性腰痛やぎっくり腰でお困りの方は、渋谷にある鍼灸整体、ふくもと治療院にご連絡下さい!
【東京都渋谷区渋谷駅の鍼灸整体ふくもと治療院】
東京・渋谷にある鍼灸整体治療院
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