私の出産体験〜産後ダイエット、5日で元の体重に戻すには?産後の肥立ちの過ごし方〜
3回の出産体験から学んだこと
久しぶりに、我が家の出産体験を書きたいと思います。
我が家には5歳、3歳、1歳の子供たちがいます。
今では、末っ子も歩くようになったし、夜も寝てくれるようになっているので、育児はだいぶ楽になりました。
今回は、私が体験した産後にとくに大切にしていたことを2つお伝えします。
女性にとって、「産後の肥立ち」はこれからの長い人生の健康状態を左右すると言っても過言では無いくらい大切な期間です。
この2つを大切にしたからこそ、2歳差の子供たちを無事に出産し、私も元気でいられていると思っています。
出産する女性にとって最初に悩むのが出産する場所ではないでしょうか?
5年前の娘の出産の時に私が選んだのは助産院でした。そして、その後の長男の時も次女の時も同じ助産院で出産しました。
周りの友人で助産院で出産している人はゼロ。
「なんで助産院なの??」「大丈夫なの?」と聞かれる事もしばしば…笑
最初は母からもかなり反対されました。
なぜ初産から助産院での出産を選んだのかというと、
・自由な体位でお産ができる。
・産後の起き上がり方で野口式をしたかった。
・入院中の食事が胃に負担のかからない食事。
大きくは以上の3つになります。
産後の起き上がり方
出産時には産道が広がるために骨盤も最大限に拡張します。そして産後3~5日ほどかけて左右が交互に少しづつ閉じていきます。
なので「産後の肥立ち」は本当に大事で、昔は21日は床上げせず、薄暗い部屋で赤ちゃんとゆっくり生活していました。
左右の骨盤の閉じ具合が揃うと、両脇の体温差は0.1度ほど。
これを利用して起き上がる時期をはかっていきます。
野口式では、この起き上がる時期を間違えなければ、出産で女性は、より美しくより健康になると言っています。
私は産後、両脇の体温が揃うまで、なるべく横になり食事や授乳をしました。
トイレもハイハイで行き、腰に力を入れないようにしていました。
産後の起き上がり方を気をつけることと、主人の鍼灸整体治療もあり、3回の出産とも、入院中に産前の体重に戻りました!
出産は産んでからが大変です。
体力も完全に戻っていないのに、昼夜関係なく授乳。オムツ交換も1日に15回から20回と、毎日、あっという間に過ぎていきます。
ですので、「産後の肥立ち」は体型を戻すだけでなく元気に子育てをするために、本当に大切になります。
ママが元気じゃないと、家庭はまわっていかないですもんね。
産後の食事
女性にとって出産は、本当に命懸けなんです。あの痛み、男性は絶対に耐えられないでしょう。
体力に自信のある私も初めてのお産のあとは、9時間の陣痛との戦いで、まる2日間何も食べられないくらいヘトヘトになりました。
赤ちゃん、胎盤、産後の授乳とお母さんは血液を大量に必要とします。
ヘトヘトになった体を早く元気にするためには、胃腸に負担をかけず、身体に十分な血液があることが大切です。
お肉、生野菜、果物、白砂糖が入ったお菓子などは消化するために沢山の血液を使うため、体力回復には不向きです。
また、母乳の分泌にも悪影響を及ぼします。
ちなみに私がお世話になった「助産院もりあね」では、初日の食事は玄米スープのみ。二日目以降も主食は玄米スープ、玄米クリーム、玄米粥、主菜と副菜はお野菜料理でした。
しかし、SNSなどで産後の入院食の写真がたくさん載っていますが、ステーキにケーキとフルコースのような、見た目には豪華な食事を出す病院もあるみたいです。
産後の身体のことを考えると、産後1ヶ月くらいは消化しやすいものを選んで召し上がって欲しいです。
産院選びでは、ぜひ食事のことも考えて、決めて下さい。
最後に育児ノイローゼ、産後うつについて
二人目を産んだ後、我が身に降りかかってきました。
今まで10年以上東洋医学に触れてきて、身体や食事を通して患者さんと向き合ってきました。
育児ノイローゼや産後うつの方にも、私なりに改善策を伝えてきたつもりでいました。
まさか自分がなるとは!?…でした。
ひとりはイヤイヤ期ひとりは泣くのが仕事の、二人育児中に起こりました。
そのころの生活は、
食事︰下の子を抱っこしながら、上の子に食べさす。自分のご飯は、冷たくなったものを立ち食い。
お風呂︰自分は半裸のまま、ふたりの着替えをするので、体は冷えきる。髪を乾かす時間がないので髪を洗うのも3日に1回程度。
睡眠︰ふたりとも一人では寝られないため、寝かしつけに最長2時間かかる。下の子はまだまだ2時間おきに起きる。それにつられて、上の子も起きてしまい夜中なのに二人とも泣きグズグズに。
この状態が半年以上続き、何度も発狂しそうになりました。
睡眠不足とイライラで、頭痛も毎日です。夫婦喧嘩もこのころが一番多かったように思います。
食事、睡眠などを見直せば、このホルモンバランスの乱れの改善も望めるのですが…
どうにもこうにも無理なとき!
今のところ一番効果があったのは、鍼をうたれた時でした。
とくに「百会」のツボ。
「百会」とは、左右の耳の穴を結んだ線と頭の正中を通る線との交点にあるツボのことを言います。
不思議なくらい、こころがす〜っと楽になり、頭痛も改善しました。
東洋医学を知っていて良かったと、本当に思いました。
子どもが小さい時は、外出するのも一苦労だと思います。
渋谷にある鍼灸整体、ふくもと治療院では、産後ケアのため子ども連れの患者さんもたくさん来院されています。
産前、産後のお悩みを抱えている方は、ご連絡ください。
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