寝起きの痛みと鍼灸整体。寝起きから身体のどこかが痛む場合に考えられる2つのこととは?
最近は、夜も暑くて寝苦しい日がありますよね。
朝起きた時に、身体がずっしり重くて、なんだかやる気も起きない。
一日の約3分の1を占める睡眠時間。
その間、頭には体重の約8%もの負荷がかかっているといわれています。
今日は寝起きから、身体のどこかが痛む場合に考えられることのお話をします。
渋谷にある鍼灸整体、ふくもと治療院の患者さんで、
「寝起きに〇〇が痛いんですよね。動き出すと治まってくるのですが。先生どこか悪いんでしょうか?」と聞かれることがあります。
本来、睡眠時間は身体を休めて、1日に溜まった疲労を回復してくれます。
しかし、朝起きても疲れが残っている、疲れているはずなのに夜なかなか眠れない。
では、なぜ寝起きに痛みが出るのでしょうか?
寝起きの痛み、2つの原因
①精神的な負荷がかかり、身体が休まっていない。
睡眠が浅くなり、休むはずの時間で身体の緊張が緩まっていないのです。
身体を活動的に動かす時と、身体を休ませる時とでは、優位に働く自律神経が違います。
ご存知の方も多いと思いますが、
交感神経:活動的に動く時、心臓の心拍数が増え、胃腸の働きは抑制されます。
副交感神経:身体を休ませる時、睡眠時、心拍数は減り、胃腸の働きは活発になります。
このふたつの神経がバランスを取り、人間の身体を調整しています。
精神的ストレスは、この自律神経のバランスを崩してしまうのです。
ストレスを感じると身体が緊張し、自律神経である交感神経に傾きやすくなります。
睡眠時は副交感神経が優位になり、眠くなるはずが、自律神経が不均衡を起こすことにより、寝付きが悪くなったり、寝た気がしなくなったり、眠れなかったりするのです。
そのため、寝起きに、体に痛みが出やすくなるのです。
改善方法
鍼灸治療は、自律神経を整えるのに長けています。
鍼灸をしているとお腹がグルグルと動き出したり、急激に眠くなり、寝落ちする人も続出します。
(その効果が人によって翌日まで出る人もいます。個人差があります。)
緊張が普段強すぎる人は、翌日身体が緩んで動けなくなる人もいるくらいです。
ほとんどの方は、グッスリ眠れて、翌日はスッキリ起きれたという人が圧倒的多数です。
②首、肩の筋肉が突っ張ったまま寝ている
枕の高さなどが、原因として考えられます。
人の体はS字にカーブしているため、仰向けに寝ている時は、首の下に隙間が出来てしまいます。
この隙間を上手に埋めないと、首や肩の筋肉に負担がかかってしまうのです。
改善方法
人間の体は一つとして同じものがないため、枕の高さは人それぞれ合うものが違うと思います。
「オーダーメイドで枕を作ったものの、身体が痛くなってしまった。」「お店ではしっくりきたのに、実際に使ったら合わなかった。」というお話は、正直たくさん伺います。
では、どのようにして自分にあった枕を選べばいいのか?
バスタオルなどを畳んで枕を作り、使いながら高さを調節してみて下さい。
低いと感じたら、タオルを足して、高いと感じたら、タオルを減らす。
とても簡単で、わざわざ枕を何個も買う必要がなくなり、とても経済的でお勧めです。
寝起きの痛みのまとめ
長い人生の約3分の1を占める睡眠時間。
どれだけ快適な睡眠時間を過ごせるかで、仕事の効率や、パフォーマンスに大きく影響してきます。
そして鍼灸治療とは「未病を治す。」こと。
睡眠に問題が出てきた時は、身体が危険なサインを出している可能性があります。
なかなか寝付けない、しっかり寝たのに身体が痛い、そんな時は鍼灸治療をぜひ試してみて下さい!
【東京都渋谷区渋谷駅の鍼灸整体ふくもと治療院】
東京・渋谷にある鍼灸整体治療院
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