【便秘と鍼灸】あなたの便秘タイプはどれ?辛い便秘を解明します!
今まで私は、ほとんど便秘になることはありませんでした。
しかし、以前中国の病院に鍼灸の研修に行った時に、便秘になりました。
劣悪な環境で、どうしてもトイレに行きたくなくて、便意を我慢していたら便秘になってしまったのです。
中国では、現地の友だちに連れられて行ったサウナのトイレもかなりオープンなスタイルでした。
既に中国滞在4日目にして限界に達し、環境に適応せざるを得ませんでした。笑
今回は、便秘についてです。
便秘とは?
『3日以上排便がない状態、または毎日排便があっても残便感がある状態』とされています。
女性に多く、排便が困難になるほか、腹痛、腹部膨満感、食欲不振などの症状もあらわれます。
肌荒れや肩こりなど、全身に影響が出ることもあります。
東洋医学でみる、便秘のタイプ
便秘には、たくさんのタイプがあります。ご存知でしたか?
それぞれのタイプに応じて施術していく方針が異なってくるのです。
便秘のタイプは大きく5つ。あなたはどのタイプに当てはまりますか?
①胃腸実熱の便秘
このタイプの便秘の症状は
腹部膨満、腹痛、圧痛、顔面紅潮、発熱、夕方に熱が高くなる、多汗、尿が濃い、冷たいものを飲みたがる、口臭、呼吸が粗いなど。
原因
暴飲暴食などの食生活の乱れ、睡眠不足、湿気。
改善方法
胃熱を取ることが大切です。
バランスの良い食事、22時から26時の成長ホルモンのゴールデンタイムにしっかり睡眠を。
②肝脾気滞の便秘
このタイプの便秘の症状は
便意はあるが排便しない。抑うつ感、あくびをよくする、わき腹の膨満感、月経時に乳房が張る、嘔吐、咳が出るなど。
原因
ストレスにイライラ、運動不足、暴飲暴食。
改善方法
肝の流れを促して脾を健やかにすることが大切です。
ストレス発散のためにも、マラソンやウォーキングなどの適度な運動をお勧めします。
③脾肺気虚の便秘
このタイプの便秘の症状は
便意があるがなかなか出ないで汗が出て息切れする、排便後に極度の疲労感、倦怠感、ものを言うがおっくう、声に力がない、寒がる、顔色が白い、口唇や爪につやがないなど。
原因
慢性呼吸器疾患、アレルギー疾患。
改善方法
脾と肺を補って抵抗力つけることが大切です。
脾と肺を補う食材(もち米、じゃがいも、さつまいも、桃、青魚、はちみつなど)を意識して食事に取り入れて下さい。
④脾腎陽虚の便秘
このタイプの便秘の症状は
顔色が青黒い、四肢の冷え、寒がる、温暖好きで寒冷嫌う、尿量が多く色がうすい、夜間多尿。
原因
冷たい飲食物の大量摂取、加齢による全身衰弱。インポテンツや不妊症を伴うこともあります。
改善方法
温補脾腎が大切です。
睡眠時間の確保。下半身を温めることがお勧め。食養生では、色の黒いものや赤いもの(黒米、黒ごま、ひじき、赤身肉など)を意識的に取ってください。
⑤血虚陰虚の便秘
このタイプの便秘の症状は
熱の後に回復期に見られる少食、便秘。産後・化膿性疾患後、高齢者、長期間に渡る便秘、と糞便、痩せ、顔色につやがない、咽の乾燥、焦燥感、めまい、口唇や爪が白い
原因
身体の虚弱な方、自律神経失調症。
改善方法
血を補うことが大切です。
規則正しい生活、食養生としては、血を補う食材(レバー、人参、きくらげ、プルーン、クコのみなど)を意識的に取ってください。
鍼灸と便秘
渋谷にある鍼灸整体、ふくもと治療院での『便秘の治療』では、
「便秘ですか?」
「はい。」
「どのくらいの頻度ですか?」
「3日に一回くらいですね。昔から便秘性なんです。」
という問診でおしまいではないんです。
なぜ便秘になるのか?ということを知るために徹底的に分析します。そのために、お話も伺います。
便秘の原因には、様々なタイプがあります。
そこを紐解き、治療していきます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。あなたの便秘は何番に当てはまりましたか?
もちろん、上記のタイプが入り混じっていることもあります。
東洋医学を実践する私たちは、全てを想定したうえで根本解決のための施術で、辛い便秘を改善するお手伝いを致します。
便秘でお悩みの方は、一度ご連絡ください!
【東京都渋谷区渋谷駅の鍼灸整体ふくもと治療院】
東京・渋谷にある鍼灸整体治療院
ふくもと治療院
東京・渋谷駅徒歩5分鍼灸整体専門の治療院
東京都渋谷区桜丘町31-8渋谷ビレッジ南平台3F
0364161819
受付時間10時〜20時
休診日 日曜・月曜・祝日
https://fukumoto-physio-tokyo.com