かかとのガサガサをつるつるにしましょう!踵のガサガサに潜む症状とは!?
「ストッキングを履くとき、踵のガサガサですぐに 伝線してしまう。」
「オイルやクリームでかかとのケアをしているけど、踵のヒビがなかなか良くならない。」
「何度もかかとを砥石で研いでも、またガサガサするの繰り返し。」
「足のガサガサが恥ずかしくて、サンダルを履くのに抵抗がある…」
このような経験をお持ちの方、多いと思います。
今回は、踵がガサガサになる原因はと改善方法、踵のガサガサから考えられる意外な疾患をご紹介します!
根本から解決して、すべすべ踵になりましょう。
かかとのガサガサの原因は?
ガサガサする=乾燥
言い換えると、肌に潤いがないのです。
東洋医学的にみると、「気血の巡りが悪い」と、踵のガサガサが発生します。
皮脂腺のない踵は、カラダの中でも特に乾燥しやすい部位です。
古い角質が蓄積することで、硬くひび割れた踵になってしまうのです。
気血の巡りが悪くなる原因で、最もメジャーなのは、
『陰虚内熱タイプ』
陰虚により、陽の気が異常に強くなり、身体の内部に熱が生じて、掌や足裏がほてったり熱くなります。
また陰虚内熱の状態は、体力は消耗していますが、自律神経の興奮や精神の高ぶりのある状態をいいます。
喉がやたら乾く、目が充血する、口内炎が出来やすい、首肩がこる、イライラする、冷たいものを欲する、寝汗などの症状が出やすいです。
かかとのガサガサの改善方法は?
渋谷にある鍼灸整体、ふくもと治療院では、どのようにしてアプローチするのかというと。
まず、患者さん一人一人に合わせて潤いがなくなってしまう原因を特定します。
『陰虚内熱タイプ』の『陰虚』は、主に『腎陰虚』のことをさします。
『腎陰虚』を補うことをしていきます。
また、セルフケアで出来ることもあります。
①睡眠時間の確保
腎を補うためには、夜は早めに寝ることが大切です。
成長ホルモンのゴールデンタイム、22時から26時はなるべく寝ていて欲しいです。
一日の疲れを取ってくれて、体内が冷やされて、体に潤いを与えてくれます。
働いていると、どうしても夜が遅くなってしまう方もいると思います。ですので、実行できる範囲で変えていく事が大切です。
②食事の改善
基本的には、ネバネバや黒い食べ物をオススメします。
黒米、黒ごま、黒豆、ひじき、わかめ、焼き海苔、長芋、納豆、オクラ、牛肉、鶏肉、くこのみ、生姜、シナモンなど。
上記のものを取り入れながら、バランス良く食べることが大切です。
③激しい運動は避ける
汗をだらだら流すような、激しい運動やサウナ、ホットヨガなどは避けましょう。
汗を大量に流すことは、『血』不足に陥ります。
④足湯や半身浴
下半身の血流を良くすることで、『腎』を補うことに繋がります。
じとーと汗をかくくらいが目安です。
足元の血流が良くなると、ぐっすりと寝られるようになります。
⑤眼精疲労の改善
スマホやパソコンの長時間の使用は、『血』を消耗します。
仕事などで、どうしても目を酷使しなくてはいけない場合は、
ホットタオルをや温かいアイマスクで、目の緊張を緩めて下さい。夏の暑い時期は、タオルを冷やして目の上に乗せてもいいでしょう。
踵のガサガサから考えられる疾患
それは、『不妊』です。
東洋医学では、『腎』には生命エネルギーの根源となる『腎精』が宿るとされます。
『腎精』は「気」「血」「津液」などとともに、生命活動や生理機能の維持を司っています。
古くからこの『腎精』の変化が、誕生…発育…老化…死、という人の一生に深く関わっていると考えられてきました。
加齢により、腎の力はカーブを描きながら衰えていきます。
この状態を『腎虚』と言います。
『腎』は生殖機能とも深い関りを持っており、生命活動の若々しさを保つことが、妊娠のために必要になってくるのです。
上記でも書きましたが、かかとのガサガサは『陰虚内熱タイプ』がなりやすい傾向にあります。
ですので、不妊に限らず妊娠を考えている方は、『気・血』を補い巡らせる養生が大切になります。
身体は何かしらのサインを出してくれるものです。
早めの段階で、生活の見直しをしてみてはいかがでしょうか。
まとめ
『陰虚内熱タイプ』が改善してくると、ガサガサ踵からスベスベ踵になってきます。
先日も患者さんから、「先生、みて下さい。踵がスベスベになってきましたー!」と仰っていました。
この方にはお灸も指導して、自宅で取り組んでもらいました。
普段の生活で、コツコツ取り組んでいくと目に見えて変化してきます。
いろんなケアを試したけれど、かかとのガサガサやひび割れがなかなか改善しない…という方は、
一度ご連絡ください!
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