寒い時期のセルフケアにお勧め!こんにゃく湿布の温熱療法
9月も終わりに近ずいてきました。
朝と夜は、だいぶ肌寒くなってきましたね。我が家もそろそろ、衣替えをしないといけないな。。。と思っております。
9月22日は、暦の上でも『秋分』でした。
『秋分』は、昼夜の長さがほぼ同じになる日で、この日を境に日が短くなり、秋の夜長に向かいます。
『秋分』の日は彼岸の中日で前後3日間を秋彼岸といい、先祖のお墓参りをする習慣があります。「祖先を敬い、亡くなった人をしのぶ日」として国民の祝日になっていますね。
この時期、渋谷にある鍼灸整体、ふくもと治療院では、「こんにゃく湿布」をセルフケアとしてお勧めしています。初めて聞く方も多いかもしれません。
しかし、「こんにゃく湿布」は民間療法で、古くから伝わる温熱療法のひとつです。今回は、その「こんにゃく湿布」についてです。
「こんにゃく湿布」とは?
こんにゃくは昔から、「腸の砂おろしをする」「身体のあくだしをする」とも言われてきました。
こんにゃくは、ゴミや異物を吸着する性質があり、食べれば腸内の毒素・不要物を吸い出して身体の外に出してくれます。
その、こんにゃくで身体を温めながら、体調を整えて、体内の毒素を吸い出してくれるとっても優秀なものです。
また、慢性的なコリや痛みのある上にのせても症状が緩和されてきます。(急性の痛みに関しては悪化させる可能性があるので注意が必要です)
「こんにゃく湿布」のやり方
《用意するもの》
・こんにゃく(スーパーに売っている安いもので大丈夫)
・フェイスタオル
・鍋
《作り方》
① 鍋にたっぷりのお湯を沸かし、こんにゃくを入れます
②15分ほどグツグツ沸かします
③温まったこんにゃくをトングなどで取り出します(こんにゃくはもの凄く熱いので、火傷に注意して下さい!)
④タオルに包みます(熱さを調整)
《温め方》
① 仰向けになり下腹部(丹田)や、うつ伏せで身体の違和感のある所にこんにゃくを当てます
②そのままゆったり30分程度温めます
※タオルに包んだこんにゃくは服の上からではなく、素肌に直接当てます
※最初はかなり熱いのでタオルの巻き方や枚数で調節します
※こんにゃくが冷めてきたらタオルを減らして調整します
※急性の痛みの場合は、温めると逆効果になるので注意が必要です
使い終わったこんにゃくは、捨てないで水をはった容器に入れて冷蔵庫で保存してください。
数回繰り返し使えます。
決してそのこんにゃくを食べないで下さいね。
渋谷にある鍼灸整体、ふくもと治療院での「胃腸疲れの患者さんの症例報告」
・30代女性
・主訴:慢性的な肩こり、首こり、不妊
初診時にお話を伺うと、「慢性的に肩こりは感じていたものの、ここ1ヶ月、肩は耐えられないくらい痛い」との事でした。
ここ最近の生活習慣を聞いてみると、8月は暑すぎて毎朝アイスコーヒー飲み、夜はアイスを食べていた。
仕事が忙しく、毎日お夕飯は22時ごろになってしまう。
胃腸疲れからくる肩こりと診立て、胃腸の調子を整える治療をしました。
また自宅では、毎日、「こんにゃく湿布」を仰向けになり下腹部(丹田)と、うつ伏せになり背中の腫れている所に当ててもらうように指導しました。
※繰り返しますが、急性で炎症している箇所にはNGですので、ご注意下さい。(腫れている、熱を持っている、ズキズキ夜間も痛む場合)
2診目に来院した時には、肩の痛みは7割減になり、「こんにゃく湿布」をした日は眠りも深く取れるようになったとの事でした。
胃腸疲れからくる身体の痛みの場合は、背中の痛みがあったり腫れていたり違和感のあるところに、「こんにゃく湿布」を当てる事をお勧めします。
まとめ
「こんにゃく湿布」は昔から民間療法として親しまれてきました。
「こんにゃく湿布」の凄さは、やってみたら分かります。
とても効果もありますが、素直に気持ち良いです。
いや気持ち良すぎます!!これからの寒い時期には最高です。
我が家ではこんにゃく湿布のために、こんにゃくをストックしているくらいです。
こんにゃくでないとダメなんです。茹でたこんにゃくから出てくるスチームが最高なんです。
人の体の約7割が水分なので、スチームは人と親和性があります。ちなみにホッカイロは乾熱です。実際にやってみると違いが分かります。
セルフケアに「こんにゃく湿布!!」是非お試ししてみてください。
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