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寒い時期の女性の冷えにお灸がお勧め!

渋谷お灸教室様子

渋谷にある鍼灸整体、ふくもと治療院では、昨年まで渋谷の桜ヶ丘にある治療院内で「お灸教室」を年に3回くらい開催していました。ツボのご紹介をしたり、セルフケアが出来るよう実践の練習をしました。

そして普段、生活をしながらでもケアできるよう、ホッカイロなどを使って補えるツボもご紹介していました。

参加者の方々とお互いの身体を使いながら、本当に和気あいあいとお灸やツボの勉強をしていくので、私たちにとっても癒しと学びの楽しい時間でした。

後日、お灸教室に参加してくださった患者さんから、「仙骨を温めて本当に足が温まるんですね!」と驚きの声を頂きました。

今は直接皆様と会って、「お灸教室」を開催することが難しい状況ですが、何か違う形で「お灸教室」を開催できるよう検討しているところです!もうしばらくお待ち下さい☆

さて今回は、そんな「お灸」についてです

二十四節気では、10月の23日ごろを『霜降(そうこう)』と言います。

露が冷気によって霜となって降り始めるころ。楓や蔦が紅葉し始めるころ。この日から立冬までの間に吹く寒い北風を木枯らしと呼ぶようです。

確かに最近、寒さも日増しに強くなり、公園の木々も色付いてきました。

寒い時期と、お灸はとても相性がいいです。

女性の大敵!冷えについて

ちまたでも「女性に冷えは良くない!!」と色々なところで耳にすると思います。

では、なぜ良くないのでしょうか?

体が冷えると、単に冷えてお腹が痛くなったり、カゼをひくだけではありません。

漢方的にみると、体を冷やすことで『気・血・水』の巡りが悪くなると考えます。

『気』とは、生命エネルギーのこと。

『血』は全身に栄養と酸素を運ぶ血液。

『水』は体液・リンパ液・水など血液以外の水分を指します。

車にたとえると、『気』はエンジン、『血』はガソリン、『水』はエンジンオイル。どれが欠けても車は走れません。

『気・血・水』のどれかが不足したり滞ったりすると、さまざまな不調が表れます。

女性はこの3つのバランスが崩れることで、生理不順、生理痛、PMS、肌荒れ、不妊などさまざまな不調が出てきてしまいます。

女性に効果的な冷え取り対策!

寒い時期にお勧めなのが、お灸です。ただ、適当にお灸をすれば良いのではなく、体質にあったツボにお灸をすることが大事です。

お灸は、鍼治療と併せて「鍼灸」と呼ばれます。鍼治療は、ツボをピンポイントで刺激する必要があり、国家資格を持った鍼灸師が施術しなければなりません。

その点、お灸は、ツボをピンポイントでとらえる必要がなく、ゾーンとして刺激します。使用法を正しく守れば、どなたでも簡単にできるセルフケアです。ご自宅でできる点が、お灸の大きな長所でしょう。

では、お灸は、どのようにして健康効果を発揮するのでしょうか。そのポイントは、主に三つです。

①温熱療法

お灸を据えることで温熱効果が発揮されて、周辺の血行がよくなります。

②ツボの効果

ツボの効果は、経絡というエネルギーの道を通り全身に波及します。

また、ツボへの刺激が自律神経の調整作用が働きます。

自律神経は、私たちの意志とは無関係に働き、内臓や血管をコントロールしています。自律神経が乱れると、さまざまな不定愁訴が起こってきます。

そこで、ツボを刺激すれば、この乱れが調整されて不定愁訴が改善します。

③もぐさによるアロマ効果

アロマテラピー(植物由来の芳香を用いる療法)効果です。

お灸に使われるもぐさは、ヨモギの葉から作られます。

ヨモギの香りには、人の心を落ち着かせる役割があります。こうした香りによって「心地よい」と感じることで、「幸せホルモン」と言われるオキシトシンの分泌を促します。

ツボの探し方!

雑誌などの様々なメディアで、「婦人科系疾患に『三陰交』のツボがいいと」よく言われていますが、渋谷にある鍼灸整体、ふくもと治療院では反応でみてお灸の場所を指導します。

必ずここのツボということはありません。

ただ、女性の場合『三陰交』と同じ経絡である脾経に取ることは多いです。

日本人は胃腸があまり強くない民族ですので、脾経が最も関係している胃腸のフォローアップは大事です。

冷え症や婦人科系疾患、不妊治療に取り組んでもなかなか結果が出ない方はこの胃腸が弱い人が多いです。

ふくもと治療院では、セルフケアのお灸の指導の時に必ず、相手に触れて、実技をして体感して頂きます。

すると、「えっ!!撫でてるだけでわかるのですか?」と驚かれます。

皆さん【ツボは刺激するもの=強く押す?】と思っており、誤解されています。

強く押すと、ツボの効果を逆に破壊してしまいます。

患者さんのツボに私がしるしをつけて、実際に患者さんにも触っていただき、お灸をする前と後で比較してもらったりもします。

「あれっ!?さっきよりツボがふっくらしてきた」と感じる方もいらっしゃいます。

この実感がとても重要です!

このように微細な変化を追って鍼灸していくのが鍼灸施術の神髄です。

ツボは優しく触らないとその存在を実感できません。集中して触れると必ず感じられます。

変化が分かるようになるとセルフケアも楽しくなります。

お灸

まとめ

女性の冷え対策には、お灸はとてもお勧めです。

またお灸の時間には、深く呼吸を取ることを意識してやってみて下さい。

ツボの位置などわからない事があれば、渋谷にある鍼灸整体、ふくもと治療院にご相談ください!

冷えの改善だけでなく、女性のマイナートラブルの予防にも役に立つので、ぜひ一緒に取り組みましょう。

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Author Profile

福本晋平
福本晋平[東京都渋谷区渋谷駅の鍼灸整体院]ふくもと治療院院長
【鍼灸師】母の病をきっかけに治療家として鍼灸医学自然療法の道を志す。
最高の鍼灸を追求しようと日本各地、中国、韓国に渡る。
5年間の住込み修業を経て、姿勢・歪み治療専門の鍼灸整体院を渋谷桜丘町南平台そばに開院。
全国、海外から訪れる方の鍼灸治療に従事 不妊症、逆子など妊婦さんの鍼灸治療も行う。
「身体の癖・歪みを改善に導くことで自然治癒力を最大限引き出す」

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