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冷え性対策!身体を温める食事とは?

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冷え性

渋谷にある鍼灸整体、ふくもと治療院には、不妊治療に取り組んでいる方も多く来院されています。

朝ごはんで、スムージーやアサイーボール、シリアルに牛乳、ヨーグルトにフルーツ、菓子パンなどを食べている方とても多いと思います。

来院されている患者さんのなかにも、野菜不足や便秘・ダイエットを気にされて、その食事にしているというお話をよく聞きます。

妊活中の方も、これから妊娠を考える方も、更年期でお困りの方にも、女性にとって『冷え性』は百害あって一利なしと言ってもいいくらい厄介な症状です。

冷え性を和らげるには、体の中に取り入れる日々の食事や飲み物が大変重要です。

東洋医学では、体を温める食べ物を「陽」の食べ物、体を冷やす食べ物を「陰」の食べ物と区別しています。

寒い時には温かいものを口に入れたくなりますが、温かい食べ物や飲み物でも、体を冷やしてしまうことがあります。

また、世間一般的には体に良いとされる食事でも、人によっては体を冷やすことに繋がることもあります。

体を温めるもの・冷やすものを正しく見分けて、冷え性対策に役立てましょう。

身体を冷やす食べ物、温める食べ物の見分け方

①育つ環境で見極める

寒い国では体に熱を吸収して蓄える必要があるため、体を温める果物や野菜が育ちます。反対に、南国では体内にこもった熱を下げるため、体を冷やす食べ物が育ちやすい傾向にあります。

例えばスムージーは、アメリカ西海岸から広がったと言われています。

アメリカ西海岸というとものすごく乾燥して暑い地区です。乾燥している地域では、消化器はすごく状態が良いです。彼らは日本人に比べ、もともと消化器が丈夫な民族ですし、消化器には最高の環境です。

私も現地に行った時は、乾燥しすぎていて初めてリップクリームとハンドクリームを使用しました。そのくらい乾燥しています。

一方で、日本は高温多湿の国です。ですので、消化器を大事にしてあげないといけません。

朝ご飯をゆっくり食べている時間がないから、急いで大量の野菜を摂取できるスムージーを飲む。

しかし、スムージーに入っている野菜を生野菜として食べようとすると、きっと食べられませんよね。

食べられないのに摂取するということは不自然なことです。

②旬のものを食べる

地下(地中)で育つものは体を温め、地上で育つものは体を冷やします。

冬に地下で育つ根菜類が多いのは、動物も人間も体を温める必要があるからで、夏に地上で育つトマトやキュウリ、スイカなどが多いのは、体を冷やしてくれるから。

旬の食べ物を食べた方が良いというのは理にかなっているのです。自然ってありがたいですね。

③色や味で見極める

東洋医学では、色の黒いものや赤いものが体を温める働きがあると言われています。

冬は寒さの影響で、子どもも大人も、新陳代謝が夏場より落ちたり、活動量が減ったりします。

人は動物のように冬眠はしませんが、体の中では、「気」や「血」が停滞しがちになります。

そこで負担になりやすいのが、身体の中の水分代謝を司る「腎」です。

色の黒い食材や赤い食材は、「腎」を補うことに繋がります。

味では、塩や醤油を使った塩辛さを感じるものが体を温め、酢を使った酸っぱさを感じるものや化学調味料を使ったものが体を冷やすということが分かっています。

料理をする時は、素材だけではなく調味料にも気を配るといいと思います。

●色の黒い食材

黒豆、黒米、黒ごま、わかめ、昆布、黒きくらげ、しいたけ、海苔、ひじき、小豆、山芋、さつまいも、レンコン、ごぼうなど。

●色の赤い食材

赤身の牛肉、赤身の豚肉、人参、赤かぶ、鮭、クコの実、もも、ぶどう、くるみなど。

冷え性改善に生姜!

渋谷にある鍼灸整体、ふくもと治療院でお勧めしている、冷え性改善に効果的な食べ物は『生姜』です。

中国では古くから漢方として利用されてきました。

生のものを生姜 (ショウキョウ)、乾燥したものを乾姜 (カンキョウ) と呼びます。

漢方では、「生姜は百邪を防御する」と古書に記されており、新陳代謝を促し、体を温め、冷え症、健胃、嘔吐、せき、むかつきなどに効果があるとされてきました。

生姜のお勧めの食べ方

生姜を千切りにして、お味噌汁やご飯を炊くときに一緒に混ぜると簡単に食事に取り入れられます。

千切りにした生姜はラップに包んで冷凍も出来るので、時間に余裕がある時にたくさん切っておいて、使いやすいい量に分けておくことをお勧めします。

寒い時期には、しょうが紅茶も良いです。

作りたての温かい紅茶の中に、おろし生姜をスプーン1/3杯加えます。お好みでハチミツを加えてくださいね。 

まとめ

現代人の食事は、手軽に食べられることを優先しがちです。

しかし毎日のことだからこそ、正しい知識で体を温める食べ物と冷やす食べ物を区別して食事に取り入れ、上手に冷え性対策をしましょう!

今年の冬は、冷え知らずの身体で、元気に過ごしたいですね。

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Author Profile

福本晋平
福本晋平[東京都渋谷区渋谷駅の鍼灸整体院]ふくもと治療院院長
【鍼灸師】母の病をきっかけに治療家として鍼灸医学自然療法の道を志す。
最高の鍼灸を追求しようと日本各地、中国、韓国に渡る。
5年間の住込み修業を経て、姿勢・歪み治療専門の鍼灸整体院を渋谷桜丘町南平台そばに開院。
全国、海外から訪れる方の鍼灸治療に従事 不妊症、逆子など妊婦さんの鍼灸治療も行う。
「身体の癖・歪みを改善に導くことで自然治癒力を最大限引き出す」

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