渋谷区桜丘町で整体・鍼灸院お探しなら、一度ご相談ください。夜20時まで診療。

ネット予約する

【渋谷にある鍼灸整体、ふくもと治療院での逆子治療症例】

Pocket
LINEで送る
このエントリーをはてなブックマークに追加

妊婦さんで検診の時に、「逆子」といわれると、急に焦りますよね。

逆子の確立は、妊娠中期までは30~50%程度とされており、一度は妊婦健診で逆子といわれたことがある妊婦さんも多いかと思います。

妊娠中期までは、胎児はまだあまり大きくなく子宮内のスペースにも余裕があるため、逆子であっても治ることが多いです。

実際に分娩するときに逆子である確率は、3~5%程度といわれています。

2001年に米国産婦人科学会(ACOG)は「正期産の骨盤位分娩では、経膣分娩を試みることなく予定帝王切開をするべきである」と勧告を出しました。

逆子で経腟分娩を行なった場合のリスクを考え、日本でもほとんどの施設で帝王切開が選択されるようになりました。

渋谷にある鍼灸整体、ふくもと治療院にも、逆子でお困りの方が来院されます。

今回は、逆子の患者さんの症例をいくつかご紹介したいと思います。

30週、逆子施術で二診目の患者さんとのお話

患者さん「逆子になる前から来てたら良かったぁー。」

私「どういうことでしょうか?」と聞くと。

患者さん「初めて来た時に体がすごく楽になって、その日の夜にお腹の赤ちゃんがすごく動いたんです。と同時に、私は本当にお腹が張っていたということに気づきました。仕事中に上司に怒られた時に子宮がかたくきゅーってなるのが分かったんです。知らないうちに体に負担が掛かっていたことに気づかされました。」

この話を聞いて、女性って本当に凄いなと感銘を受けました。お腹に命が宿っていて、それを体感できるのです。

緊張が体に現れる場所は様々です。個人差もあります。

肩で緊張する人や頭が緊張する人、呼吸が浅くなる人、動悸がする人もいます。それに伴い、肩こり、首こり、生理痛、PMS、頭痛などが出ます。

さらに、デスクワークの仕事をしている人は長時間座位でいるために、子宮や骨盤付近などに緊張の影響が受けやすく、逆子だけでなく不妊症、卵巣嚢腫や筋腫など婦人科系疾患としてあらわれてしまう人もいます。

この患者さんの場合、2診目の治療後、逆子がひっくり返ったと連絡がありました。

37歳逆子治療のお話

37歳不妊治療で来院していた患者さんが、無事に妊娠をし出産に向けて早めに里帰りをすると連絡がありました。

非常に思い出深い患者さんで、ばったり飲食店で会ったりもしました。

お仕事もバリバリしている方で、普段から股関節付近がかたまりやすい傾向にあったので、

「妊娠後も月に一回でもいいからちゃんと来て下さいね。逆子になってしまう可能性があるから。」と私は言っていたらしいです。

2ヶ月?くらい経過して、久しぶりに連絡が来たと思ったら、

「先生逆子になってしまいました。」

2回鍼灸整体治療をしてひっくり返ったのですが、2週間後くらいにまた逆子になってしまい、また来院してもらいました。

生活習慣の話を聞くと、一度逆子が治った時に骨盤ベルトを終日身につけて骨盤周りを圧迫していたようです。

遠出をしたり動く時以外は極力外すようにとお伝えしました。

やはり、下腹部を圧迫したりしてお腹が張りやすくなっていると逆子になりやすいということです。

33週逆子の患者さんのお話

他の鍼灸院で28週からお灸の治療を10回受けたけど、逆子が治らないと来院されました。

逆子治療で有名な鍼灸院のようで、そこでは95%の確率で28週から通えばひっくり返ると記載があったとおっしゃっていたそうです。しかし、その方はひっくり返らず困惑。さらにご主人は、鍼灸に懐疑的になってしまっていると困っている患者さんでした。

「逆子もそうだけど、身体も辛いから、何とかして良くなりたい」とのことでした。

他院で鍼灸を受けて治らないと、

『鍼灸=効かない』と思ってしまう方は多いと思います。

鍼灸は職人技だから個人差があります。

身体の動作分析をしてみると、股関節周りの動きが硬すぎる。

これでは、赤ちゃんは頭が下向きでは居辛くて逆子になってしまうのも当然です。

逆子は早ければ早い方がひっくり返しやすいです。

33週でしたので、なるべく早急にひっくり返したいと思い、次の日が産婦人科で逆子の健診のようでしたので産婦人科の前にもう一度連続して来院してもらいました。

その日の夜電話が鳴りました。「先生、逆子がひっくり返っていました!」と嬉しいご連絡がありました。

私も正直あんなに股関節の硬い方が、すぐにひっくり返ったのには少々驚きました。

いかに体を整えることが大切かを、改めて実感しました。

この患者さんは、また逆子になる可能性があるので、通院しながら出産に向けた体の調整をしていきました。

おわりに

最近は逆子の場合、帝王切開が基本です。

東洋医学的にみても、帝王切開で出産した後の後遺症や身体の不具合は多々あります。

傷跡の痒みや痛み、腰痛や膝痛、更年期障害の症状が強く出るなど。

逆子治療で最も大事なのは、早めの治療です!早ければ早いほどひっくり返ります。

逆子で困っている方はなるべく早めに来院して下さいね。

Pocket
LINEで送る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Author Profile

福本晋平
福本晋平[東京都渋谷区渋谷駅の鍼灸整体院]ふくもと治療院院長
【鍼灸師】母の病をきっかけに治療家として鍼灸医学自然療法の道を志す。
最高の鍼灸を追求しようと日本各地、中国、韓国に渡る。
5年間の住込み修業を経て、姿勢・歪み治療専門の鍼灸整体院を渋谷桜丘町南平台そばに開院。
全国、海外から訪れる方の鍼灸治療に従事 不妊症、逆子など妊婦さんの鍼灸治療も行う。
「身体の癖・歪みを改善に導くことで自然治癒力を最大限引き出す」

▲ トップへ戻る

▲ トップへ戻る