【頭痛、肩こり、腰痛、坐骨神経痛30代男性症例】仕事のストレスを乗り越える!鍼灸整体で改善
これまでの経過
約10年前から肩こりや首周りの張り、腰痛に悩まされていた。さらに、頭痛も月に2回ほど発生し、約5年前からは左胸の張りや坐骨神経痛も現れるようになった。
治療経過
2~3週に1回のペースで鍼灸治療を受け始めた。初回の治療で痛みが2割減少し、頭頸部の緊張もゆるんだ。前ももと殿筋の緊張が強いため、前ももと殿筋のストレッチを続けた結果、2回目の治療では痛みが7割減少。特に左側の緊張が取れてきた。そして3回目の治療では頭痛が消失。
所感
ストレスは、頭痛、肩こり、腰痛、そして坐骨神経痛など、さまざまな体の不調を引き起こす原因となる。特に、長時間のデスクワークや仕事のプレッシャーはこれらの症状をさらに悪化させる。ストレスが蓄積し、胃腸に負担をかけ、前ももが張りやすくなると、股関節の動きが悪くなり、リンパの流れや血行不良が生じ、痛みが増すことが多い。この男性の場合、前ももの緊張が非常に強く、これが問題の一因となっていた。
伝統医学の整体観では、前ももは、陽明胃経という経絡が通っており、この経絡の流れが滞ることで頭痛が引き起こされていたと考えられる。この症例の男性の頭痛の場所は頭部の胃経の通り道に一致しており、前ももの緊張をゆるめることで頭痛の頻度が大幅に減少した。
胃腸からくる頭痛に対しては、施術において、前ももの緊張を取り、陽明経の流れをよくすることで改善に導いた。セルフケアとしては、前もものストレッチを日常的に行うことも効果的であった。この方にもお伝えした食事の時間帯のこともご紹介する。
夕食を23時以降等遅い時にガッツリ食べてしまう方にオススメなのが、夕食を2段階に分けることだ。胃腸への負担を減らすことによって、疲れが格段に取れやすくなる。具体的には、19時ごろにおにぎり等を食べ、帰宅後にはスープなど消化に良いものを摂るようにする。このようにすることで、良質な睡眠が取れるようになり、頭痛の頻度が大幅に減少することもある。 ※夕食を2段階に分ける。[胃腸のトラブルと睡眠の関係]
※効果には個人差があります。
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