【不眠・頭痛 20代女性】放置すると危険！原因と驚きの改善法で快眠を手に入れる！

2024.10.23

これまでの経過

・3年前から入眠しずらくなる
・22才から気圧性頭痛
・動悸
・冷や汗
・不安感
・3年前から生理前の吐き気、イライラ
・首肩こり
・花粉症
・冷え性
・疲れやすい

治療経過

週に1回ペース

1回目：「脳疲労」や「集中力の低下」首こり・肩こりで頭と体の血流が悪い

左首と左肘の緊張が強く、これが「不眠症」や「頭痛」の原因となっている可能性がある。特に「肩こり」や「首こり」によって脳の血流が悪化し、睡眠に影響を与えている。

2回目：「不眠症の改善」肩こりの緩和とともに睡眠の質が向上

「不眠症」は改善傾向にあり、肩や首の緊張が緩和され、「睡眠の質」が向上している。「首こり」の改善が「睡眠トラブル」に効果的である。

3回目：「睡眠導入剤を使わない生活」頭痛の軽減と深い睡眠の実現

「睡眠導入剤」を使わなくても「自然な眠り」が得られるようになり、「頭痛」もなくなってきた。「不眠症」からの回復により、頭部や肩の血流が改善し、全身のリラックス効果が得られている。

所感

この方（20代女性）は、3年前から不眠症と頭痛に悩まされている。夜なかなか寝つけず、睡眠導入剤を飲んでも改善が見られない。加えて、気圧の変化に伴う頭痛もひどく、日常生活に大きな支障をきたしている。鍼灸医学では、これらの症状が「気（き）」や「血（けつ）」の流れに深く関わっていると考える。

不眠症と頭痛の原因は「気(き)」の滞り

この方は、3年前から寝つきが悪く、夜中に目が覚めることが多い。頭痛も頻繁に起こり、特に気圧の変化に敏感だ。これらの症状は、「気（き）」の流れが滞ることで引き起こされている。気の流れを改善することで、不眠症と頭痛の両方を和らげることができる。

血虚(けっきょ)による冷えと不眠、頭痛の関係

この方は体が冷えやすく、寝つきが悪い。また、冷えが頭痛を引き起こしている。「血（けつ）」が不足する「血虚（けっきょ）」が原因で、冷えと共に不眠と頭痛が現れている。血の流れを改善すれば、冷えとともに、これらの症状も軽減される。

生理前のイライラ、不眠、頭痛の原因は肝陽(かんよう)の亢進(こうしん)

この方は、生理前になるとイライラし、不眠や頭痛がひどくなる。これは「肝陽（かんよう）の亢進（こうしん）」によるもので、肝のエネルギーが過剰になると、感情の不安定さや頭痛、不眠を引き起こす。肝のエネルギーを整えることで、これらの症状は改善される。

肩こりと不眠、頭痛の関係

肩こりや首のこりは、不眠や頭痛の大きな原因となることがある。肩や首の筋肉が緊張することで、気の流れが滞り、頭痛や不眠が引き起こされる。肩こりを改善することで、頭痛も軽減され、睡眠の質も向上する。

動悸(どうき)や不安感が不眠と頭痛を悪化させる

この方は、寝る前に動悸や不安感が強くなり、不眠や頭痛を悪化させている。これは「腎（じん）」のエネルギーが不足しているためだ。腎を強化することで、心が落ち着き、不眠と頭痛も改善される。

花粉症が不眠や頭痛を悪化させる？痰湿(たんしつ)の影響とは

花粉症の悪化と共に、この方の不眠や頭痛もひどくなることがある。これは「痰湿（たんしつ）」という余分な水分が体にたまり、気の流れを妨げるためだ。痰湿を排出することで、花粉症だけでなく、不眠と頭痛も改善される。

この方は、長年の不眠と頭痛に悩み、睡眠導入剤を服用していたが、効果が十分ではなかった。鍼灸整体治療では、全身の緊張をゆるめることに加え、首や肘にアプローチし、普段の姿勢と肘の位置を意識するようにした。また、眼精疲労に対しても目を緩めるケアを取り入れたことで、肩や首の緊張が和らぎ、頭痛の頻度が減少し、夜も睡眠導入剤に頼らずに眠れるようになった。治療を続けた結果、朝の目覚めがスッキリし、頭痛もさらに軽減され、日常生活が快適になった。最近では、転職を果たし、自分のやりたい仕事に挑戦できるようになり、精神的にも前向きに過ごしている。

当院の鍼灸整体は、細かい可動域の検査で体の状態を観察し、緊張している部分を緩めて血流を良くし、改善に導きます。
※効果には個人差があります。

ストレス解消や筋肉の緊張緩和、眼精疲労に有効なツボの集まり：足の厥陰肝経(あしのけついんかんけい)

不安感や動悸を落ち着かせ、リラックス効果を高める：手の少陰心経(てのしょういんしんけい)

自律神経を整え、睡眠の質を向上させる：手の厥陰心包経(てのけついんしんぽうけい)

冷え性や疲労回復に効果的なツボの経絡：足の少陰腎経(あしのしょういんじんけい)

全身の血流を改善し、消化機能を整える：足の陽明胃経(あしのようめいいけい)

肩こりや首の緊張を解消し、頭痛を緩和する：足の太陽膀胱経(あしのたいようぼうこうけい)