治療家のきっかけをくれた岐阜の多治見を訪れて。恩師に捧ぐ。

2018.05.30

こんにちわ。

先日お線香をあげに岐阜県の多治見に行って参りました。

続きは以下をご覧下さい。

治療の道を歩むきっかけとなった一人の師

私には、この治療の道を歩むきっかけとなった一人の師がいます。

その先生の人柄や施術所の雰囲気、ありがとうに溢れる空間に当時とてつもなく感動したのです。

「こんな人になりたい！！」

その方が昨年お亡くなりになったことをご家族から頂戴した手紙で知りました。

急いでご家族に連絡して、岐阜へ。

8年前にその方と出会い、可愛がってもらいました。

その方の施術所を見学したいと申して、快く受け入れてくれました。

行って驚きました。2ヶ月間予約でいっぱいで1日30人近く施術していました。

3日間見学させて頂き、その方のご自宅に泊めて頂いたりもしました。

それからも行く度に銭湯に連れて行ってもらったり、滝の修業にも同行。

滝の修業の時には200名近く集まっていました。

「山の中でもこの世界でも人間には、上も下もない。みんな一緒なんだ。」

「晋平ちゃん、この治療、ことさら、人の身体に触るということは金儲けではない。

”人助け”なんだ。

このことをよく肝に命じておきなさい。」

ということを百回以上言われました。

私はこの先生の言葉を胸に今日まで励んできました。

直接お会いすることは出来なかったけど、現地に足を運び、8年前の心境や先生の言葉を思い出す、有意義な時間となりました。奥様と娘さんたちとも久しぶりに再会し、色々なお話を伺いました。

奥様が先生と結婚し、43年目とのことで、お葬式でご主人の偉大さに感銘を受けたそうです。

突然の他界だったため、数人に連絡しただけでしたが、

葬儀の当日はインターチェンジから会場まで渋滞が発生、鳴り止まないお花の電話。並びきらない献花。

葬儀会社も驚いた様子、タクシーの運転手も人の多さに俳優でも亡くなった？かと思っていた。

治療の根底は人間力

私はこの話を聞いて

先生の人間力、そして人徳を感じました。

私が言われた言葉。。

人の身体に触れるということは金儲けであってはならない。

人助けなんだ。

という先生の信念を強く感じました。

当日も多くの方が涙し、その数500人も来場されたようです。

私のように知っていたら参列した人を入れたらもっと集まっていたでしょう。

先生のご冥福をお祈りするとともに、

人助けの道を今後も真っ直ぐ歩んで行こうと再認識した日となりました。

※当院にこっそり飾ってある写真は多治見の先生です。

渋谷にある鍼灸整体治療院