足の組み方からわかる、身体の不調とは!
今回は、「足組み方」についてです。
足を組むでも、様々な足の組み方がありますね。
足を伸ばしながら足組みを足首でやっている人、膝のところで足を組む人、などなど。
それぞれ意味があります。無意識の動作にこそ、答えがひそんでいることが多いのです。
注意深く観察することが大切です。
渋谷にある鍼灸整体、ふくもと治療院の患者さんからもよく質問をいたただきます。
「先生足を組んでしまうんですが、身体には良くないのですか?」と聞かれます。
「身体はラクな姿勢を取ろうとしているので良い悪いではないのです。ただ、骨盤がどちらかに捻れているから、その捻りやすい側の足を組んでしまうのです」
今までの常識では、足を組んでしまうと体が歪んでしまうので足を組んではいけない、もし足を組むのなら左右交互に組んでバランスを取るように、というのが常識でした。
また、整体やマッサージ店でも同じことを言われていると思います。
しかし、身体の捻れが改善されると、自然と足を組むことも無くなってきます。
足を伸ばしながら足組みを足首でやっている人の原因
この姿勢をしている人を、よく電車の中などで見かけます。
整体的な見方をすると、この姿勢をとる方は、『頭脳疲労』が強くあるのです。
足首のところで足組みをすると、脳圧が軽減されます。
現代人は、スマホやパソコンを長時間使用するため、眼精疲労や頭脳疲労を感じている方が多くいます。
寝るときに、横になりながら楽な方の足を上にして足組みをしてみて下さい。
朝起きた時に身体が普段よりスッキリした感覚になるかもしれません。
膝のところで足を組む人
昨今の日本人は、右足を組んで左に捻れている人が圧倒的に多いです。
人によって個性があるので、全員に当てはめることは出来ませんが、ほとんどの人が右足を組んでいることが多いです。
その原因は、ストレスにより肝臓の緊張を解放するために左に捻じれることが多々あります。
ご存知の通り肝臓の臓器は身体の右側にありますよね。ストレスによりそこに起きた緊張を身体を捻ることにより、自然と緩めているのです。
捻れている側というのは、身体が左に捻れている場合、骨盤もほとんどが左に捻れています。
そのため、左に捻っている方が身体がラクなので、「右足を組む」ということになります。
椅子に座っている時に爪先立ちになる人
足を組むのとは違いますが、この姿勢を取っている方も多く見かけます。
椅子に座っている時に爪先立ちをしてしまう方は、東洋医学的に見ると身体の『陽明径(ようめいけい)』の緊張が強い人に見られます。
『陽明径(ようめいけい)』とは、
動物が四足で歩く時に太陽が当たる位置を、東洋医学では『陽明系』という経絡(けいらく)が走ります。
『陽明径(ようめいけい)』の緊張が強い人は、頭痛、肩こり、イライラ、胃腸が弱い、便秘、咳などの症状が出やすい傾向にあります。
また、椅子に腰掛けている時に踵が浮いて爪先立ちの姿勢を取っていると、上記の症状が出やすくなります。
椅子に座っている時は、意識的に踵を地面につけるようにしましょう!
まとめ
治療院で身体を観察すると、その人の癖を読み解きどちらの足を組んでいるか分かることが多いです。
鍼灸施術によって、捻れている身体が捻れなくなると自然と足を組むことも無くなってきます。
先生「ここに来だしてから足組むのが減ったのですが関係ありますか?」と聞かれます。
渋谷にある鍼灸整体、ふくもと治療院では、捻れている身体を少し元に戻すことをしているのです。
人の身体は個性があります。
肩こり、首こり、腰痛、膝痛、頭痛、ギックリ腰、腱鞘炎、胃腸不良、婦人科疾患、不妊など、ご気軽にご相談下さい。
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