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2年続いた腕の痺れが消えた 30代女性

これまでの経過

数年前から首を左右に倒すと倒した側の腕に痺れが出る。
2年前にパキパキ鳴らす系カイロ受けてから左側にも痛みが出るようになり、整体、マッサージ、鍼灸を受けても変化がない。
頭が重く感じ、寝付きも悪く朝起きたときに寝た気がしない。
体のだるさや気持ち悪さもあり、時々耳鳴りもおこる。

治療経過

1回目

首の緊張と、腕の内側屈筋郡(特に右腕)のこわばりが強い。右重心で右足首の方が左足首に比べてやや太く(3ミリ程度)なっていた。
緊張点をゆるめると、左腕の痺れ感は10→2に軽減。右腕は10→6に軽減した。
足首の左右差も均一になった。

2回目

初回の施術後首の緊張がゆるんだため、翌日に怠さが出た。
左腕の痺れ感は消失。右腕は10→7に軽減した。

3回目

腕の痺れが出る首の角度の幅が前よりも小さくなってきたと本人談。
右腕の痺れは、右脇の緊張を取ることで7→3に軽減した。

所感

10代の頃より音楽活動をしているため、両腕と首が楽器を抱えた状態で固まり、特に腕の屈筋郡と脇の下の筋肉郡に緊張が強く出ていた。腕の感覚神経は頸椎の間から出ているため、首の緊張点での圧迫により腕に痺れが出ていると考えられる。

首の緊張が強いと自律神経のバランスが悪くなり、寝付きの悪さや日常的な易疲労感が起こりやすくなる。また、腕の内側には手の小腸経の経絡があり、これは耳までつながっている。腕の内側の緊張が長く続いたため、耳鳴りが起こったと推測される。

引き続き首と腕、脇の下の緊張をとっていくことで、症状の緩和が期待される。

なぜこれまで変化が無かったのか。これは施術におけるテクニカル的な差。神経に効かせる、筋肉を緩ませる、長く出ている症状を改善するには身体を丁寧に観察することが不可欠。施術もこれまでの経験を活かして、仮説を立てて治療後に検証していく。20代までは放っておいても改善することもあるが、30代過ぎると軽い症状だったことが、年齢を重ねると身体に症状として顕著に現れ、ずっと痛くて気になって集中力の低下、不安を生み出す。

やはり、一人一人の生活習慣、仕事の身体の使い方を癖を身体から紐解いていくことが大切だと再認識した。

※効果には個人差があります

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Author Profile

福本晋平
福本晋平[東京都渋谷区渋谷駅の鍼灸整体院]ふくもと治療院院長
【鍼灸師】母の病をきっかけに治療家として鍼灸医学自然療法の道を志す。
最高の鍼灸を追求しようと日本各地、中国、韓国に渡る。
5年間の住込み修業を経て、姿勢・歪み治療専門の鍼灸整体院を渋谷桜丘町南平台そばに開院。
全国、海外から訪れる方の鍼灸治療に従事 不妊症、逆子など妊婦さんの鍼灸治療も行う。
「身体の癖・歪みを改善に導くことで自然治癒力を最大限引き出す」

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