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【妊活不妊鍼灸整体30代女性症例】環境の変化、仕事、不妊治療による緊張からの解放で妊娠

これまでの経過

10ヶ月に渡りタイミング法、人工授精とステップアップしてきたが授からず。
同棲を始めてから、寝つきに1時間くらいかかる上に、夜中に2回目が覚めて寝た気がしない。 半年前から首こりと腰痛がある。

治療経過

1回目

当院独自の施術前の検査法を実施したところ、首の緊張が強く出ていた。 仕事で長時間PC作業をしているため、始めに首が痛くなり、続いて腰痛が誘発されるとのこと。
眼精疲労からの首の緊張と、同棲という環境の変化による緊張が、不眠症の原因と推測する。
股関節周りの筋緊張も強く、可動域が狭くなっていた。

2回目

施術した日の夜は起きなかった。その後、途中覚醒が2回から1回に減ったと本人談。
引き続き首と股関節の緊張を緩めるように施術する。

9回目

枕の高さも見直してもらい、首の緊張が緩和し始める。
腰痛が出ていたため、膝の力を抜いて立つトレーニングを指導。

10回目

途中覚醒することがなくなったと嬉しそうに話す。
腰痛は続いていたため、股関節周りを緩めるよう施術すると共に、臀筋群のストレッチも指導。

12回目

腰痛がおさまり、2年前から続いていた腰の違和感も消失。

13〜33回目

体外受精を開始。採卵時と移植時に全身の緊張が強く出てしまい、途中覚醒や腰痛、下痢を誘発。
定期的に鍼灸治療を受けてもらい、緊張を取り除きながら4回の採卵と移植にチャレンジするも着床せず。

34回目

途中覚醒や腰痛などの不調が出にくい体(健康的な体)に変わったことで卵の質が良くなり、5回目の採卵では4個中4つが凍結でき、移植へ。
初めて着床し、陽性判定がでる。

その後

妊娠中も定期的に鍼灸治療を受ける。
30週の病院の検診で逆子と診断される。至陰というツボにお灸をする逆子治療を受けてもらったところ、次の検診日に治ってましたと報告があった。→逆子をお灸で治すツボとは?
その後、無事に出産。
現在は2人目の妊娠に向けて再スタート。

所感

眼精疲労と首の緊張は関係する。首の後ろと頭の境目には「後頭下筋群」という小さい筋肉の集まりがある。後頭下筋群は首や頭が目の動きと連動して動くのを制御している。目を使えば使うほど、後頭下筋群も収縮が強くなり、硬く緊張してしまう。
また、後頭下筋群は後頭骨と頸椎(首の骨)に繋がっている。ここは自律神経が走行しているため、後頭下筋群の緊張で自律神経が圧迫されて不眠症に繋がってしまう。

PC作業が長いと首のこりを感じ、腰痛にもなるとのことだった。
東洋医学ではツボは経絡という気の流れ(電車で言うと線路のようなもの)で繋がっていると考える。膀胱経という経絡は目から始まり、頭を登って後頭部、首の後ろ、背中から腰、臀部、下肢の背面を通り足先まで続いている。つまり東洋医学的にみても、眼精疲労と首こり、腰痛は関係が深いと言える。

また、今回のように病院への通院、採卵、移植の時などに、無意識に筋緊張が強くなる人は多い。病院の待ち時間の長さによるストレス。採卵時の痛みや採卵できるかという不安。大切に育った卵を移植する時の緊張感。頑張っている人ほど、緊張が強く出てしまう。目には見えないプレッシャーを常に感じているだろう。

これまで10年以上渋谷で臨床してきた経験上、全身の緊張が少なく、首や股関節の動きがスムーズな状態の方が着床する確率は格段と高くなる。詳しくは下記のページ等見ていただくと明瞭になると思う。

さらに当院では移植の前後(できれば前後4日以内)に鍼灸治療を受けることを推奨している。移植も緊張して身体に緊張が及ぶからだ。

体の不調が改善され、健康的な体になれば卵の質は良くなる。緊張がなくなれば着床する確率も上がる。
そのために当院独自の検査法(70項目にも及ぶ)で細かく体を観察し、ひとりひとりの緊張のでかたに合わせた鍼灸整体治療と、セルフケアのアドバイスを行なっている。

→ 不妊鍼灸整体治療 コウノトリ治療

※効果には個人差があります。

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Author Profile

福本晋平
福本晋平[東京都渋谷区渋谷駅の鍼灸整体院]ふくもと治療院院長
【鍼灸師】母の病をきっかけに治療家として鍼灸医学自然療法の道を志す。
最高の鍼灸を追求しようと日本各地、中国、韓国に渡る。
5年間の住込み修業を経て、姿勢・歪み治療専門の鍼灸整体院を渋谷桜丘町南平台そばに開院。
全国、海外から訪れる方の鍼灸治療に従事 不妊症、逆子など妊婦さんの鍼灸治療も行う。
「身体の癖・歪みを改善に導くことで自然治癒力を最大限引き出す」

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