渋谷区桜丘町で整体・鍼灸院お探しなら、一度ご相談ください。夜20時まで診療。

ネット予約する

【妊活不妊鍼灸整体40代女性症例】採卵がうまくいかない→不妊鍼灸で体質を改善して無事に出産!!

5年間の妊活、不妊鍼灸で妊娠出産

これまでの妊活の経過

来院するまで3年間妊活を取り組んできた。
タイミング、人工授精、体外受精と進んできたが授からず。
体外受精では徐々に採卵時に取れる卵の数が減っていき、凍結もできなくなっていた。
手足の冷えが酷く、寒がり。
疲れやすさを感じている。
常にだるさがあり、1日のうちで熱が上がったり下がったりを繰り返していた。

1回目 手足の冷え・冷え性の原因は自律神経の乱れ

当院独自の施術前の検査法を実施したところ、首(頭頸関節)や肩周り、肘など上半身の緊張が強かった。
2年前から漢方を服用しているが、手足の冷えが治らないということだった。冷えの原因はいくつかあるが、この場合自律神経の乱れと、血液循環の悪さが原因として考えられる。
自律神経は首の後ろを走行している。首(頭頸関節)の緊張が強く、周辺の筋肉が硬くなると自律神経は乱れ、体温調整の機能がうまく働かなくなる。また、自律神経はストレスや生活習慣の悪化でも乱れやすい。そのため、妊活でのストレスや慢性的な首肩こりに伴い、手足の冷え・冷え性で悩む女性が多い。
さらに上半身の緊張が強いということは血流も滞りやすい。人間の体は重要な臓器が集まる中心部を一定の温度(通常は37度前後)に保とうとする働きがある。中心部に血液を集めて、体温を維持しようとするのだ。そのため、血流が悪いと手足などの末端まで血液が流れにくく、特に冷えやすくなる。
首肩周りを中心に、全身を緩める施術を行い、セルフケアとして肩甲骨や肘のストレッチを指導した。

9回目 2ヶ月の鍼灸整体治療で効果を感じ始める

1日のうちに何度もあった体温の変動がなくなってきて、だるさも減ったとのこと。施術前の検査法を行うと、首の緊張も最初より緩んできている。

14回目 毎日出ていた熱症状が改善傾向に

以前は毎日熱が出ていたが、週に1日だけに減った。夕方から夜にかけての時間帯に熱が上がりやすい。
これは東洋医学でいう陰虚(いんきょ)の症状だと推測する。陰虚は不妊の原因の1つと言える。
→タイプ別不妊鍼灸施術ポイント

17回目 不妊鍼灸で空砲改善 取れなかった卵子が取れ始める

来院後初めての採卵を行う。前回、前々回と空砲が続いていたが、今回は5個卵が取れたと嬉しそうに話してくれた。
しかし採卵後は熱が上がる日が多く、首の緊張も強くなっていた。
この時取れた受精卵は全て途中で止まってしまった。

25回目 不妊鍼灸で卵の質も良くなる

初めて2個の受精卵が凍結。いよいよ移植周期に入る。

28回目 移植後の不眠症

移植後から毎日夜中の3時に目が覚めるとのこと。倦怠感(だるさ)も強く出ていた。
東洋医学の5行(肝心脾肺腎の5つの臓器で人体の働きを考える)でみると、生殖機能を司るのは腎である。腎のツボに触れると力なく陥凹していたため、お灸で補った。

47回目 不妊鍼灸を続けて体質改善

薬の投与や採卵、移植を行うたびに熱が上がったり、だるさが出たりを繰り返していたが、ようやく熱が上がらなくなった。体調不良も感じていないと言う。

80回目 5年間諦めずに妊活続けて妊娠

妊活を初めて5年。当院に通院し出してから約2年後に妊娠(着床)陽性判定が出た。
しかし、HCGの数値は低く腹痛や出血が続いた。

その後 着床・妊娠

その後無事に心拍を確認。出血やつわりが続いていた。
安定期を迎えて動けるようになると、来院して鍼灸整体治療を継続。
先日、無事に出産したと報告をいただいた。

所感

午後または夜になると微熱が出る

これは東洋医学では「陰虚(いんきょ)」の症状と考える。体の中の水(津液)が不足することによって微熱が出る。陰虚の状態が続くと、体の熱を冷ます作用が弱まるため体温のコントロールできなくなり、熱が上がったり下がったりする。
陰虚の特徴は以下があげられる。
・肌が乾燥する
・便秘になりやすい
・喉が乾く
・皮膚や髪に潤いがない
・踵がひび割れる
辛い物や熱い物の食べすぎ、ストレス、過労、老化、寝不足などの原因により起こることが多い。

この場合、改善に時間がかかることが多いため、鍼灸治療、セルフケア、日頃の食生活や睡眠時間の確保などをコツコツ継続していくことが大事になる。

不妊鍼灸で卵の質が良くなる 卵子凍結できない方は体質を改善すべし

卵子の細胞が排卵前の卵に成長する過程で、栄養が必要になる。その栄養を運ぶのは血液中を流れる赤血球の働きだ。
不妊鍼灸治療で体の緊張と取り、血流を良くすることで、採卵できる卵の数が増えたり、凍結まで進む確率が上がっていく。
これは40代の実際の受精卵の変化データを患者さんから許可を得て掲載したものだ。
不妊鍼灸整体施術が卵子の質に好影響を与えた科学的データ

細胞(一次卵胞)が排卵する卵子(成熟卵胞)へと育つまでにかかる日数は約180日と医学的に言われている。
そのため、長期的に自分の体と向き合い、鍼灸整体治療や日々のセルフケアをコツコツ続けていくことが重要になってくる。

5年もの長い間、諦めることなく自分を信じて行動し続けたからこその結果だと思う。体調が悪くても、心が折れそうになっても、何度も立ち上がった姿をずっと見てきた。ご夫婦の夢が叶ったこと、そのサポートができたことを心から嬉しく思う。

→ 不妊鍼灸整体治療 コウノトリ治療

※効果には個人差があります。

Pocket
LINEで送る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Author Profile

福本晋平
福本晋平[東京都渋谷区渋谷駅の鍼灸整体院]ふくもと治療院院長
【鍼灸師】母の病をきっかけに治療家として鍼灸医学自然療法の道を志す。
最高の鍼灸を追求しようと日本各地、中国、韓国に渡る。
5年間の住込み修業を経て、姿勢・歪み治療専門の鍼灸整体院を渋谷桜丘町南平台そばに開院。
全国、海外から訪れる方の鍼灸治療に従事 不妊症、逆子など妊婦さんの鍼灸治療も行う。
「身体の癖・歪みを改善に導くことで自然治癒力を最大限引き出す」

▲ トップへ戻る

▲ トップへ戻る