円形脱毛症などにおける伝統医学的見解
脱毛症は脱髪と言われ、内経(東洋医学の経典では)髪堕と言う。
主な脱毛症の原因
①精神的ストレスにより、体内に熱が発生し、脱毛してしまう。熱により、毛根が焼けてしまう。特徴は突然に円形あるいは楕円形の脱毛が生じ、頭皮が萎縮し、自覚症状はない。
②陰血が不足し、毛髪が栄養されず脱毛する。特徴は成人に多く、毛髪が細くて柔らかくて油状の光沢があり、毛髪の断裂はなく、脱毛の箇所は頭部あるいは両額角に多く、頭皮に油脂が多い、そうよう感(かゆみ)を伴い、ゆっくり慢性に経過し、持続的に脱毛部位が拡大する。頭のふらつき、耳鳴、腰や下肢がだるく無力、肝腎陰虚の症状を伴う。
③慢性病・産後の脱毛。毛髪を栄潤できなくなる。年齢に関係なく慢性病や産後に発病し、毛髪が乾燥してつやがなく頭部全体が脱毛してまばらになり、摩擦部の後頭などに著明で、徐々に進行していく。かゆみなどの自覚症状がなく、顔色につやがない、動悸、息切れなど気血両虚の症状を伴う。
④瘀血が停滞して、新血が生じず、髪が栄養されないために脱毛する。顔色が暗い、唇が紫色、喉が乾くが水を含むだけで飲みたくないなどがある。①②③に当てはまらない時はこの④が原因となる。
東洋医学では原因がこのようにはっきりと分かっており、鑑別がつくために積極的な治療が可能となります。
お困りの方は是非一度ご相談下さい。
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