【鍼灸師が教える】ひどい肩こりもこれで解消!!
近年増えている、肩こり。肩こりは日本人の国民病のひとつとも言われています。
肩こりになる原因は?肩こりに関係する筋肉と、肩こり改善のツボを教えます!
肩こりの症状とは?
首すじ、首の付け根から、肩、背中にかけて、痛みや、凝った、張ったなどの感じがし、
頭痛や吐き気症状も伴う場合もあります。
肩こりの定義
医学専門書である医学大辞典2をみると「肩こりStiff neck and shoulder:原因を問わず、僧帽筋を中心とした肩甲帯筋群のうっ血・浮腫により生じた同部のこり、はり、こわばり、重圧感、痛みなどの総称。
高血圧、更年期障害、頚椎疾患、胸郭出口症候群、動揺肩、なで肩などが原因として考えられている」とある。
ステッドマン医学大辞典改定第5版2002では、「Stiff neck項部硬直(首の運動制限を意味する不適切な語。しばしば筋痙攣により、痛みを伴う)」と載っているが、これは寝違えのような症状を表していると思われるが、いわゆる「肩こり」は、その見出しがない。
肩こりの原因
- 長時間のデスクワーク
- 長時間のスマートフォンの使用
- 農作業や介護、育児など、重たいものを持つことが多い
- 精神的ストレス
- 眼精疲労
- 運動不足。 などがあげられます
肩こりに関係する筋肉群
僧帽筋(そうぼうきん)、頭板状筋(とうばんじょうきん)、肩甲挙筋(けんこうきょきん)、菱形筋(りょうけいきん)、棘上筋(きょくじょうきん)、棘下筋(きょくかきん)
上記が主に肩こりに関係する筋肉です。
それに伴って、腕や腰の筋肉にも派生することがあります。
また、首から肩にかけては、脳に血液を送るための太い血管がたくさん通っています。
このため、同じ姿勢、目の疲れ、ストレス、運動不足などにより、
筋肉が緊張・疲労すると、血管が圧迫され、血流が悪化しやすい場所でもあります。
血流の悪化から、肩こりになります!
肩こりに効果的なツボ
肩井(けんせい)、天宗(てんそう)、曲池(きょくち)、合谷(ごうこく)などです。
肩井(けんせい)
・首の付け根の後ろ側と肩先のちょうど真ん中あたりです。
・肩こりの特効穴です。肩こりと言ってもさまざまなタイプがありますが、このツボを使うことは多いです。高血圧や冷え性改善に使うこともあります。
天宗(てんそう)
・肩甲骨のほぼ中央にあります。
・経絡でいうところの「小腸径」に属するツボです。消化不良や胃腸症状の時にも使います。
曲池(きょくち)
・肘を曲げて出来るしわ(肘窩横紋)の外端(一番外)に取ります。
・経絡でいうところの「大腸経」に属するツボです。下痢や嘔吐などの消化器症状に効果的です。
合谷(ごうこく)
・親指と人差し指の間の付け根でやや人差し指よりにあります。
・このツボは有名なツボですね。一度は聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
・風邪のひき始め、頭痛、歯の痛み、眼精疲労の時にも効果的です。
セルケアでツボを使う場合には、あまり力を入れて押したり揉んだりは、お勧めできません!
お灸、ホッカイロ、小豆カイロ、こんにゃく湿布などで温めると、ツボの効果をより発揮出来ます。
ドライヤーの温風で温めるのも効果的だと思います。
ツボの場所がよくわからない時は、
ツボの専門家の鍼灸師に相談されることをお勧めします。
肩こりの改善策
- 鍼灸整体治療により、楽に正しい姿勢がとれるように調整する
- 腕、肩甲骨を動かすような運動
- 長時間同じ姿勢にならない
- ホットタオルや小豆カイロなどで目の緊張を緩める
- 睡眠時間をしっかりとる
肩こりのまとめ
肩こりは、日本人の有訴率が男性では2位、女性では1位と非常に頻度の高い症状です。
肩こりが発生する首から肩は、頭を支え、腕を支え、可動性が大きく、解剖学的には支持機構が弱く、軟部組織に大きな力学的負荷がかかっているので、容易に疲労や過労症状がでてしまいます。
現代人の生活習慣を考えても、デスクワークやスマホの普及、運動不足で肩こりになりやすい状況にあります。
根本的に肩こりを改善したいのなら、
鍼灸整体治療などで正しい姿勢を身体に定着させ、運動やストレッチで肩まわりを動かすことが、最善の策だと思います!いつでも手伝いしますのでお気軽にご相談下さい。
※上記の改善策を試してみたけど、改善がみられない方は、胃腸の不調からくる肩こりが考えられます。
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