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お灸の魅力を大公開!お灸を勧める理由とは?冷え性対策最古のアイテム!!

お灸

今年も残るところ数日となりました。

この寒い時期を健康に過ごすための、強い味方になるものを紹介します。

それは、お灸です。

過去にも何度かブログに書いていますが、セルフケアでお灸は本当にお勧めです。

お灸とは

灸の起源は約三千年前の古代中国において発明されました。

日本において鍼、灸、湯液など伝統医学の概念は、遣隋使や遣唐使などによってもたらされたとされています。

艾(もぐさ=ヨモギの葉の産毛を陰干し・精製取得したもの)を皮膚上で部位を選択して燃焼させることによって病態に治療的介入をおこなう伝統的な民間療法です。

有名な江戸時代の俳人・松尾芭蕉の俳句の一つ、「奥の細道」にも『三里に灸すゆるより、松島の月先心にかかりて』(股引の破れをつづり、旅笠の紐を付け替えて、三里に灸をすえてみれば、旅の準備は整って、松島の月が脳裡に浮かぶ)という文があります。

このように、江戸時代には鍼灸治療が今より一般庶民にも浸透していたのです。

また、子どもを叱る時に「灸を据える」という言葉、聞いたことがあるのではないでしょうか?

この言葉からも、家庭でもお灸が行われていたということがわかると思います。

灸の効果

灸の効果には、大きく分けて3つの効果があります。

①温熱療法②ツボの効果③艾によるアロマ効果です。お灸の効果については下記のブログに詳しく載っているのでご覧ください。

寒い時期の女性の冷えにお灸がお勧め!

渋谷にある鍼灸整体、ふくもと治療院がセルフケアでお灸を勧める理由

現代人はパソコンやスマホの普及で、常に頭を働かせています。また昨今の状況で、リモートワークなどで長時間会議で目を酷使している方がコロナ禍で圧倒的に増加しました。眼精疲労、首コリを訴える方が多く、脳が疲労している状態が慢性化しています。首の後ろが痛い、首の付根が重い、肩がこる、頭痛、眼神経と脳神経は解剖学的にも直結しているので、目が疲労することは脳も疲労することになります。

よって、なにか身体のことで心配なこと、疑問に思うこと、気になることなどはGOOGLEで検索して、知識を求める傾向にあり、答えを、外に外に求めがちです。

そんなときにお灸の時間は、目を閉じ自分の体と向き合う大切な時間になります。

お灸は同じツボでも、その日の体調や天気などによって感じ方が違います。

「今日は寝不足だから熱さの感じ方が鈍いな」「外が雨で冷えているからゆっくり熱さを感じるな」など、自分の身体を観察する貴重な時間になると思います。

どんな時も答えは内にあります。

お灸を通して、自分と向き合う時間を作れることが、最大の魅力かと思っています。

ふくもと治療院は、渋谷の桜ヶ丘にあるため、一日中デスクワークで頭と目を酷使している方が多く来院されます。

1日の終わりにお灸で身体も頭もリセットする!忙しい現代人にはお勧めです。

お灸のやり方、お灸のためのツボの取り方

ふくもと治療院では、YouTubeの動画で詳しいやり方等を載せていますので、ぜひご覧ください。

不妊治療とツボのお話

不妊鍼灸を受けてきた患者さんが、自ら情報を得てお灸を実践している方々には超有名なツボが「三陰交」です。

「三陰交」とは?

ツボの位置は、足首周りにあり、内くるぶしの一番高いところから指四本分(3寸)膝寄りで脛骨の骨際にとります。

全身の水の巡りを良くして、足の浮腫みや尿の出、腎臓に関わる症状を改善します。

また、月経不順や更年期、不妊などの婦人科疾患の時に使うこともあり、「女三里」とも呼ばれています。

確かに3つの陰経が交わるので、不妊治療をしている方は、ツボに反応が出ている人は多いです。

しかしながらお灸をするならもっと有効なツボたちがあります。

ツボは反応が出ていないと効果を発揮しません。

そのツボはどこなんだ!?残念ながら遠隔では鍼灸ができないので、実際に診させて頂かないと分かりません。ツボに触れないと反応が分からないのです。

そして、ツボというのは非常に面白いのですが、コツコツ実践していくうちに変化します。

身体が変化すれば、ツボも変えていく。変わる。

不妊だから「三陰交」というのには疑問を感じます。それで効果を感じない、お灸は効かないと思って欲しくないです。お灸を継続するうちに、妊娠、胃腸症状の改善など様々な効果が実際出ています。

やはり丁寧に体を観察して、ツボの専門家である私たち鍼灸師の指導のもとお灸を実践して欲しいな!と思います。

おわりに

寒いこの時期にセルフケアでお灸をすることは、とてもいいと思います。

女性に限ったことではなく、男性、子どもにもお勧めできます。

しかし、一人一人同じ人間がいないように、お灸のツボも食事もセルフケアも一人一人で異なります。

夜中にスマホを開いて、ネット上に答えを探すのはお休みしましょう。

答えはきっと内にあります。体と一緒に向き合っていきましょう。

お灸タイムで心臓の鼓動、肺が呼吸によって動く、全身の血管を感じる、足が冷たい、のぼせている。

本来人間が備わっている身体感覚を呼び覚ましてくれるでしょう。

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Author Profile

福本晋平
福本晋平[東京都渋谷区渋谷駅の鍼灸整体院]ふくもと治療院院長
【鍼灸師】母の病をきっかけに治療家として鍼灸医学自然療法の道を志す。
最高の鍼灸を追求しようと日本各地、中国、韓国に渡る。
5年間の住込み修業を経て、姿勢・歪み治療専門の鍼灸整体院を渋谷桜丘町南平台そばに開院。
全国、海外から訪れる方の鍼灸治療に従事 不妊症、逆子など妊婦さんの鍼灸治療も行う。
「身体の癖・歪みを改善に導くことで自然治癒力を最大限引き出す」

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