2020年の振り返り。感謝を込めて。

2020.12.31

2020年を振り返って

本年も最終日を迎えることができ、誠にありがとうございます。関係者各位に感謝申し上げます。来年でふくもと治療院7年目に突入します。早いもので師匠のもとで修行してから10年が経過しようとしています。

2020年はコロナ禍において、激震が走った。

前代未聞の事態に新型コロナウィルス感染症に戸惑った。中国、日本のクルーズ船で収まるかと思った事態が一気に日本各地に広がった。

緊急事態宣言？渋谷からも人が消えた。スクランブルスクエア人いない。まじかよ。ゲームのような世界。不気味だった。

日本国民は、緊急事態宣言発出で自粛モードに突入。法的拘束力は何も持たないが、日本国民は忠実かつ協力的だった。

マスク、消毒液、日用品、人々がドラッグストアに殺到。奪い合う姿。情報に翻弄される。

最近は、コロナが少しずつ分かってきた。亡くなるのは大半が、高齢者で持病を抱えている人。生存本能がある人間は、危険回避するので自ずと命に関わるニュースは注目度が高い。それにより強いストレスを感じている人も多い。

さらに、空気、感情で世の中が動くことを我々は体験した。空気とは目に見えないが感じるものだ。そしてその空気が意図的に醸成されてるようにも感じた。

「人は逆境で真価が問われる」

この言葉が脳裏をよぎった。（恩師である伊藤教授）

親友たちがコロナ禍でできることを実践しているのを目の当たりにした

「相手を想い想いやる想像力、行動力」

仲間たちが仕事が不安定な中、人に役立つこと、人に何かを与えることを実践していた。

衝撃が走った。この辛い中で他人のために行動している人がいる。だから私も。

鍼灸オンラインチャリティイベントも実施した。詳しくはこちらへ。

Charity Acupuncture Discussion鍼灸・漢方・東洋医学領域ZOOMを活用したオンラインチャリティイベント開催を振り返る

自分という存在を問うた方も多いのではないか。私はなにもので、なにができるのだろう。

「人は人に支えられ、社会に生き、生かされている」

私は、コロナで周りへの感謝の気持ちがより一層強くなった。

日本人の根底にあったのは、他を想いやる感性なのではないかと感じる。

他人にうつしたら、その方には同居している病気を抱えた家族が、高齢者がいるかもしれない。

他のおもいやる気持ちが行動に。感染症対策も一人一人が実行しているマスクを着用している率をみたら一目瞭然だ。

鍼灸治療を振り返る

今年も多くの方にご縁頂き、非常にエキサイティングな一年だった。

年々、ご紹介の幅も広がり、緊張感が増すばかりだ。私はまだまだ未完成、発展途上である。

進捗状況は10％くらいだろう。しかし、間違いなく言えるのは、10年前よりは手から感じられる感覚はより鮮明になった。

目を閉じ、相手の呼吸を感じ、変化を感じる。微細な変化を感じられるようになってきた。

2020年は、益々、臨床が楽しい。

これからも、昨日の自分を越えることを目標に、全力で目の前で救いを求める方々の治療に懸命にあたる。

亡き母の「困っている方を救って」との遺言を胸に刻み、今後も鍼灸整体臨床、東洋医学に没頭する。

鍼灸師の矜持は臨床だ。臨床現場で表現していく所存だ。

「人生は思い出づくり」

親友が「人生は、思い出作りだよな」と笑顔で説いてくれた。親友たちは、逆境にもへこたれることなく、ブレずに己の道を進んでいる。感謝してもしきれない。大事な存在だ。

皆様引き続き、来年もご指導ご鞭撻よろしくお願いします。

患者さん、師匠、仲間、家族に感謝します。今年も大変お世話になりました。

2021年は、愛情・情熱を持って、行動します。

渋谷で開業する鍼灸師