肩こりは玄米が原因?!食事と体の関係
私たちは、生命の維持に必要なエネルギーを毎日の食事から摂取しています。
食品を体内に取り込み、エネルギーに換える役割を担うのが胃腸です。
胃腸の健康がいかに大切であるかは、いうまでもありません。
ところが近年、様々な食事に対する健康法がとりあげられる一方で、体質に合わない食事を実践してしまっている方が多くいます。
身体は一人一人違います。
ですから、万人に合う食事法はありません。
自分の体質に合った食養生を知ることが大切です!
今回は、体質に合わない食事についてです。
渋谷にある鍼灸整体、ふくもと治療院での鍼灸治療症例
30代女性
主訴:肩こり、首こり、自律神経失調症、pms、不妊症
お話を伺うと、
「これらの症状を無くすために、二年間で50ヶ所もの病院や治療院の門をたたいた。」
「健康オタクで、お食事はかなり気をつけていて、健康のために『玄米』を二年前から毎食、食べている」とのことでした。
しかし症状はなかなか改善せず、友達の紹介でふくもと治療院にいらっしゃいました。
(しかし体に不調が出始めたのは、二年前から…)
(お体を見させてもらうと、元々胃腸は強くない体質でした。)
(これは、『玄米』が問題なのではないか?と思いました。)
『玄米』を白米に戻してもらい、3診目に来院された時に、肩こり首こりは8割改善されたとの事でした。
玄米には白米と比べ、タンパク質や脂質が多く含まれ、食物繊維は約10倍、ビタミンB1は10倍以上含まれています。
こうした栄養素を摂るために、玄米は良い食材といわれています。
しかし、白米に比べて消化に時間がかかるため、胃腸が弱い方には不向きな食材と言えます。
もちろん、土鍋などで時間をかけ上手に炊ければ問題はないですが、炊飯器では難しいです。
この方の場合、玄米をやめることが、症状改善のキーポイントだったのです!
テレビなどで健康に良いとされている『玄米』も、体質に合わない方もいます。
自分の体質をよく見極めることが、とても大切になります。
胃腸のトラブルについては下記のブログに詳しく載っています。ぜひご覧下さい。
玄米の美味しく健康な炊き方を書きたいと思います
まず、研ぎ方。
基本的には白米と研ぎ方は一緒ですが、金網のザルを使って、金網に擦り付けて研ぐことで、硬い糠層に細かく傷つけることができ、玄米の水の吸収がよくなり、柔らかく炊き上げる事ができます。
つぎに、浸水時間。
玄米は浸水に時間がかかります。2から8時間は浸水させたいです。
寒い時期はとくに長めに浸水させて下さい。
ボゾボゾ、硬いなど、玄米の失敗の多くは、研ぎ方、浸水時間、水加減にあります。
玄米は白米より吸水に時間がかかるため、研ぐときに吸水しやすいように傷をつけ、しっかりと浸水させることが重要になってきます。
水加減は白米同様にお好みの調整が必要ですが、最初の計量がしっかり行われないと、正しい水加減にすることは難しくなります。
土鍋や圧力鍋を使うと、熱伝導率がよく、少ない時間の浸水でも美味しく炊きあがると言われています。
また、塩やお酒をいれるとふっくら炊きあがり、梅干しや竹炭、こんぶなどと一緒に炊くとミネラルが付加されてもっちりと美味しく炊きあがるようです。
素材の力を100%引き出し、美味しく健康に玄米を食べたいですね。
まとめ
日本人は「〇〇が健康にいいよ!」とテレビなどで放送されると、ついつい真面目にその食品だけにこだわってしまうところがあります。
しかし、身体は千差万別です。
ある一定の食品だけを食べているから、健康になるということはありません。
バランスよく食べる。夜遅くに食べ過ぎない。胃腸を冷やさない。
何を摂取するかに意識が行きがちですが、まずは食生活を見直すことが大切です。
朝体が重い方や、休んでも体が重い方は根本的な解決が必要です。
ぜひ一度、渋谷にある鍼灸整体、ふくもと治療院にご相談ください!
【東京都渋谷区渋谷駅の鍼灸整体ふくもと治療院】
東京・渋谷にある鍼灸整体治療院
ふくもと治療院
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