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【アトピー性皮膚炎による手荒れ 40代男性】 長年悩んだアトピーを撃退、手荒れとサヨナラする方法

これまでの経過

アトピー性皮膚炎は14年ほど前から患部が温まったり、汗をかくとかゆみが出る。ステロイド剤を塗布。

治療経過

3週に1回ペース

1回目:「首こり・姿勢の歪み」とアトピー悪化の原因

右重心で首の後ろに強い緊張が見られる。首こりや姿勢の歪みは血行不良や自律神経の乱れを引き起こし、アトピーの炎症やかゆみを悪化させることがある。首から背中にかけての緊張を緩め、全身のめぐりを整えることで、皮膚への負担を軽減しやすい。

2回目:「アトピーの炎症軽減」と首・股関節の動き

施術を継続するうちにアトピーの症状が和らぎ、首の可動域が向上した。しかし股関節まわりには依然として強い緊張があり、下半身から上半身への血行を阻害している恐れがある。首と股関節の連動を調整することで、肌の修復力をさらに引き出すことができる。

3回目:「仙腸関節の緊張」と舌苔(ぜったい)の観察

仙腸関節が硬くなり、腰や骨盤周辺の動きが制限されている状態だった。あわせて舌苔(ぜったい)が厚く確認された。舌苔は舌面に付着する苔状のことで、消化器や全身のバランスを映し出す重要なサインになる。食事の内容や睡眠リズムを見直し、骨盤まわりの調整を加えることで、体内環境を改善してアトピー症状を落ち着かせやすくする。

4回目:「舌苔の改善」と肌の赤みが落ち着いた状態

前回より舌苔が薄くなり、首や股関節の緊張も緩和された。全身の血流と自律神経が整うことで、肌の赤みが軽くなり、アトピーによるかゆみも大幅に軽減している。引き続き生活習慣を意識しながら定期的なメンテナンスを続け、症状の再発を防ぐことが重要になる。

所感

アトピー性皮膚炎による手の湿疹は仕事ストレスや眼精疲労で悪化しやすい。この方も汗をかくたびにかゆみが増し、手が荒れて困っていた。

鍼灸整体では風熱や湿熱を鎮める施術を行い、首と股関節の緊張を緩和して全身の気血を巡らせる方針を立てた。3週に1回のペースで受診し、2回目には手の湿疹が緩和し、首の可動域も上がった。さらにストレスケアを積極的に取り入れ、食事面にも配慮すると、肌の赤みが次第に落ち着いていった。 具体的には食事が乾いたときにベタベタするものは避ける、洋食よりも和食を中心とした食事を心がける、熱量の高いもの(ジビエ:シカ肉・イノシシ肉)や乳製品や刺激物は控える。

4回目の施術時には舌の苔が取れ、全身の巡りが整いはじめた。仕事中のかゆみが軽減し、長年悩んだアトピーによる手荒れが改善へ向かう流れを実感できるようになった。今後は生活習慣と定期メンテナンスを続けることで、手の湿疹に悩まされない快適な日々を送れる。

当院の鍼灸整体は、細かい可動域の検査で体の状態を観察し、緊張している部分を緩めて血流を良くし、改善に導く。

※効果には個人差がある。

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Author Profile

福本晋平
福本晋平[東京都渋谷区渋谷駅の鍼灸整体院]ふくもと治療院院長
【鍼灸師】母の病をきっかけに治療家として鍼灸医学自然療法の道を志す。
最高の鍼灸を追求しようと日本各地、中国、韓国に渡る。
5年間の住込み修業を経て、姿勢・歪み治療専門の鍼灸整体院を渋谷桜丘町南平台そばに開院。
全国、海外から訪れる方の鍼灸治療に従事 不妊症、逆子など妊婦さんの鍼灸治療も行う。
「身体の癖・歪みを改善に導くことで自然治癒力を最大限引き出す」

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