膝痛治療で首肩こりまで解消! 60代 女性
これまでの経過
何年も前から首肩こりを自覚している。
6月に入ってから左膝に違和感が出始めた。
中旬になると左足が朝からつっぱり、痛むようになった。
治療経過
1回目
臀筋群の筋緊張をゆるめ、股関節の可動域が改善するように施術。
セルフケアとしてこんにゃく湿布で腰部を温めるよう指導した。
2回目
こんにゃく湿布が気持ち良くてやみつきになったと本人談。
首肩こりも緩和されていた。
足の痛みは前回の施術後に消失し、全く出なくなった。
所感
6月に入り、気温が上がったため冷房をつけた部屋で寝るようになったとのこと。
左下肢のつっぱり感や痛みはエアコンの風で冷えたことによって筋肉が収縮し、炎症が起こったと考えられる。
東洋医学では、これを寒邪(かんじゃ)という。
寒邪とは不調の原因のうち、体の外から影響を与えるもので、体が冷えている状態を指す。
冷えによって血流が悪くなり、関節痛や筋肉のひきつり、関節の拘縮が生じる。また、胃腸も障害されやすく、腹痛や下痢をおこす場合もある。消化器へ負荷がかかった場合、筋肉痛や関節痛などは左半身に生じることが多い。
鍼灸整体治療によって血流を改善。その後、自宅でこんにゃく湿布による温熱療法を行なってもらった。その結果、巡りが良い状態を保てているため左下肢の痛みが消失し、さらに慢性的にあった首肩こりまで緩和された。
※効果には個人差があります
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